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今年の塾生代表は何してた?No.1「新歓」


後藤塾生代表(左)、岩舘事務局長(右)

今年の塾生代表選挙も選挙運動期間が終わり、投票期間に入りました。新型コロナウイルスの影響があり、今年は選挙戦も一味違った雰囲気でした。例年と大きく異なる一年となりましたが、その中で今年の塾生代表はどういうことをやっていたのでしょう。数回に分けてトピックごとに塾生代表が行っていたことをお伝えします。今回は、「新歓」について聞きました。

新歓

今年は、例年の春にキャンパスで開催される新歓イベントの多くが中止となりました。塾生代表としては、どういう問題が起こったと思いましたか?

情報が錯綜して、「ここなら全てがまとまってますよ」というのがなくなってしまったのが困ったと思った。混乱する中で、いろいろな新しい取り組みがあった。けれども、Twitterとかインスタでどれだけ広報しても完全には行き渡らなかったと感じる。新入生は、大学入学前に大学の連絡システムはあまり使えないし、統一的なシステムがなかった。

新歓にもTwitter、ゼミの情報集めにもTwitter…情報が偏ってしまっていたのが大きな問題だった。

最初の取り組みとして、3月から4月頃は「#KeioOneTeam」への協力をされました。それにはどういう背景があったのでしょう?


少林寺拳法部は、多数の団体が集まるような新歓を運営したことはなかったと思うけれども、それを考えればすごい取り組みをされていた。情報が錯綜する中で、「どこがオフィシャルなのか?」が問われていたと思う。そこで、「塾生代表がちゃんと認めています」という太鼓判は押せればと考えた。太鼓判を押す代わりに、まだ対面でやろうとしていた一部の新歓活動を止めることを条件にした。その時は今と違って、マスクは不足していたし、ロックダウンという言葉も聞こえてくる中で、どういう感染対策をしたら良いかも伝わりきってなかった。

結果的に、体育会の団体に偏りが出てしまったかもしれないが、全塾協議会のコネクションを通じて体育会以外の団体にも参加呼びかけを行った。

その後は、新歓のもっと具体的な統一的なシステムのため、どういう取り組みをされましたか?

まず、5月には「新歓パンフレット電子版」というものを作った。これは、主に日吉で開かれる新歓を運営しているオリエンテーション実行委員会(オリ実)が毎年作成している新歓パンフレットを、ウェブサイトにして、誰でも閲覧できるようにした。その後、9月末に開催した「秋期オンラインオリエンテーション2020」という新歓イベントの計画に移っていった。


秋期オンラインオリエンテーション2020 特設サイト

秋期オンラインオリエンテーション2020」は、新歓用の特設サイトを開設し、そこで期間中にZoom説明会を団体に一斉に開いてもらうイベントだった。これには、217もの団体にご参加いただき、ありがたいことに開催した3日間で5000以上のアクセスがあった。開催後にアンケートを行った結果、回答をしていただいた73団体のうち、いつもなら新歓が難しい秋という時期にも関わらず、6割近い団体から新たに新入生を獲得できたと回答していただけた。


秋期オンラインオリエンテーション2020開催後の団体向けアンケート結果より

ただ、振り返ってみると広報が足りなかった。秋に新歓を行うというのは、「新歓パンフレット電子版」を作成したときから、オリ実と話があった。あの時は、秋からであれば、対面のイベントを大々的にできるかもしれないという希望がまだ少しあった。オフラインでの実施について大学の返答を待って準備していたので、完全なオンライン形式で新歓をやるということ自体は、8月中旬から具体的な話が始まった。結局は、全塾協議会事務局、オリ実、そして大学にも情報拡散をしてもらい、ある程度のオフィシャル感を出してに新歓が実施できたと思う。この点は良かった。

対面の新歓活動なら、最初は興味のなかった団体にも偶然入ることがあったと思いますが、オンラインはそれが困難です。そこは、どう思われていますか?

偶発的な出会いがない。大学の魅力でもあると思う、突発的な出会いが、ひょっとしたら人生変えるかもしれない。それがオンラインではできない。

特に春の新歓は、団体ごとの新入生数がいつもよりも偏る傾向になって、新入生が集まった団体と集まらなかった団体の格差が激しい。また、春は活動が難しかったもののいち早く対面を再開できた運動系などの団体がいる一方、春は比較的調子が良かったオンラインで活動できていた団体が対面活動を認められず、オンラインから脱せなくなっている団体もいる。突発的な出会いの機会の有無という意味で、塾生の活動格差が深刻なっていると思う。

塾生代表選挙(#塾生代表2021)情報




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