2024年は多くの方々よりご理解とご支援を賜り、心よりお礼申し上げます。
2025年も全塾協議会はさらなる塾生皆様の福利厚生の向上に向けて取り組んでまいります。
塾生代表 / 全塾協議会 代表 内田光紀
新年あけましておめでとうございます。塾生代表の内田光紀です。本年も塾生の皆様、そして慶應義塾の関係者の皆様に置かれましては、ご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
冒頭に申し上げますが、2024年10月に実施されました塾生代表選挙においては、残念ながら新たな塾生代表を選出するには至りませんでした。しかしながら、引き続き塾生の公僕として規定に則り、新任の塾生代表が選出されるまでその任を全うして参る所存でございます。何卒、これまでにも増してのご厚情を賜りますよう、お願い申し上げます。
2024年を振り返ると、激動の年という他なかったと感じております。1月の能登半島地震から始まり、パリオリンピック・パラリンピックの開催、慶應義塾から3人目となる首相が誕生するなど様々なニュースがございました。 また今年はコロナ禍が塾生生活に与えた傷跡も癒え、これまでになく塾生が自由に活動を行うことのできた年でした。例年通りの各キャンパスにおける学祭から、中止されていた文化団体連盟公演祭の復活など、新たな取り組みもありました。
全塾協議会にとっても2024年は新たな挑戦と発展の1年でした。塾生の皆様から多大なるご理解とご支援を賜り、全塾協議会の活動を進めることができましたことに、まずは深く御礼申し上げます。
2024年が幕を開けるにあたり私たちはいよいよ新たな全塾協議会の実現に向けて具体的な一歩を踏み出す年を迎えました。これまでにない大改革によって議会構成員の公選化や規約改正手続きにおける塾生投票の導入が実施されました。初代塾生議員となりました皆様には執行機関にご理解をいただき、また様々なご意見、ご提案を頂戴しました。また新制度となり事務局から中央機関へと変化したことも大きな影響がありました。構成員一同、一歩一歩手探りの運営となりながらも「塾生のために何ができるか」を考えながら活動して参りました。
塾生代表としましては6月に就任してより「塾生による塾生のための全塾協議会」という原点を胸に、直接意見を伝えられる対面式での意見箱の設置や全塾協議会として初の試みである所属団体以外が利用できる金銭支援制度の作成、議会における陳情制度の制定を通じて塾生の皆様のサポートをさせていただきました。
これからの全塾協議会について少しお話させていただきます。本年は「塾生のインフラたれ」という目標に向けて全力で取り組む所存です。全塾協議会はいまだ発展途上の段階にあります。山田前代表の大改革により、理想的な全塾協議会の制度は実現されました。しかし、それを現実に落とし込み、実際に活用していくことはいまだ道半ばです。
今年度を干支で申し上げますと、本年は「乙巳」です。「乙」は、十干では第2位となり、困難があっても紆余曲折して進むこと、「巳」は蛇の様子から「再生と変化」を意味するそうです。2024年は制度改革を経て、全塾協議会は時に痛みを感じながら過ごし、活動の基盤を整える年でした。そして今年2025年は培った基盤をもとに、意見集約という役割だけでなく、より身近に感じていただける塾生の皆様に必要不可欠な組織、“インフラ”たる全塾協議会へと実際に変化していく年であると確信しています。
まず、今解決が必要とされる問題に集中、中心的にフォーカスする課題解決型の全塾協議会を目指します。全塾協議会がもっとも必要とされるのは新型コロナウイルスなどによる危機的状況下です。改革された議会、中央機関の組織を活用し、問題対応力を強化していきます。
また全塾協議会だからこそできることに積極的に取り組みます。キャンパスなど大きなスケールでの課題解決は一個人ではなかなか険しい道です。授業を受けるだけじゃない、新たなキャンパス。課題解決や新たなイベント、事業の創設を通じて「キャンパスで過ごすだけで楽しい」と感じていただける慶応義塾大学、キャンパスの実現を目指して参ります。先日より塾生会館に意見箱を設置しております。塾生の皆様におかれましては、ぜひご意見、ご要望をお寄せいただけますと幸いです。
学生自治の灯を絶やさず、塾生の皆様にとって身近で役立つ、必要不可欠な組織を作る。本年も全塾協議会がさらに塾生の皆様のお役に立てますよう、最大限尽力させていただく次第です。
最後にはなりますが、新年を皆様と無事に迎えることができましたこと、心よりお祝い申し上げます。塾生の皆様、ならびに慶應義塾の関係者の皆様、本年も全塾協議会の活動にご理解とご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
令和7年1月1日
塾生代表 / 全塾協議会 代表 内田 光紀
全塾協議会 議長 亀井佑馬
あけましておめでとうございます。全塾協議会 議長の亀井佑馬です。日頃より全塾協議会ならびに学生自治にご理解とご協力をいただき、心より感謝申し上げます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2024年を振り返りますと、まず何より、コロナ禍以前の活気を取り戻した学生活動を継続できていることを大変嬉しく思います。特に2023年は感染対策の制限が大幅に緩和され、コロナ禍前の環境を取り戻すことからのスタートでしたが、そこから一年が経ち、2024年はほとんど制限なく元気に学生活動を行うことができました。
一方で、コロナ禍以前の活動水準に戻る過程で大きな変化も経験した一年だったと感じています。対面でのイベントや学園祭の復活に伴い、団体の支出や運営体制を見直す機会が増え、改めて学生団体のマネジメント強化が必要であることを痛感させられました。
また、学生自治を支える全塾協議会としても、昨年は大きな転換の年となりました。公選議員制が導入され、より民主的な組織体制に向けた一歩を踏み出す一方、塾生の皆さんに私たちの活動内容や存在意義を十分にお伝えできなかった面があったと反省しております。さらに、学外の社会情勢も急激に変化し、学費や生活費の負担増、就職環境の変動など、学生一人ひとりが抱える不安や課題に対して、全塾協議会がどう支援していくのかが一層問われた一年でもありました。
こうした状況を踏まえ、本年は全塾協議会の議会として、議員の皆さまや塾生代表と力を合わせ、より良い全塾協議会を築くために全力を尽くします。学生団体が安定した運営体制で活動を継続できるよう支援を行うとともに、全塾生の自治組織として、すべての塾生の皆さまのお役に立てるよう、引き続き制度改革を進めてまいります。
最後になりますが、多くの先輩方が受け継いできた学生自治を次の世代へとつないでいくため、私自身も議長として精一杯努めていく所存です。本年も、全塾協議会および各所属団体の活動に、ご理解とご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
令和7年1月1日
全塾協議会 議長 亀井 佑馬
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