みなさんは、三田祭の魅力と聞かれて何を思い浮かべますか?
日本最大級と言われる規模感、それとも熱意あふれる企画の数々……?
後半の記事では、前半に引き続き、11月21日(木)~11月24日(日)に開催される、日本最大級の学園祭「三田祭」について、三田祭実行委員会 委員長の武田英樹さんに塾生そして委員長という立場から見た三田祭の魅力について語っていただきます。
前半はこちらからご覧いただけます。
―――三田祭には多くの学生サークルが企画を出していると思いますが、そのほかにどのような方々が企画を出されているのですか?
大きく2つあります。
1つは、研究会の展示です。三田キャンパスでは特に研究会の活動が活発ですので、その研究成果を展示する企画が南校舎にて行われる予定です。常設団体として、三田祭が開催されている間はいつでも、誰でも参加できる展示会になっています。
もう1つは、全塾協議会の所属団体であり、七夕祭を企画・運営する「湘南学祭実行委員会」さんや矢上祭を企画・運営する「矢上祭実行委員会」さんが参加される企画です。各々が練ってこられた企画を三田祭で発揮されることで、三田祭に七夕祭や矢上祭の雰囲気を吹き込み、より多様でより多くの方々に楽しんでいただけると思います。
―――他のキャンパスにて開催される様々な学園祭と比較して、三田祭独自の要素や誇りに思っていることは何ですか?
まず挙げられることは、参加する塾生の数が非常に多いということです。塾生の数が多いということは、それだけ多様な意見や企画が集まるということであり、三田祭の個性を生み出す原動力となっています。
また、非常に様々な方が来訪されるということも独自かなと思います。塾生に代表される慶應義塾大学の関係者は勿論、本校に憧れている受験生やそのご家族、そして地域の方々などもいらっしゃいます。地域の方々にとどまらず、受験生にとっても慶應義塾大学という学校を身近に感じられるということも他には見られない特徴であると思います。
そして、三田祭最終日に10団体以上がパフォーマンスを行う後夜祭も唯一無二と言えるのではないでしょうか。毎年、三田祭を締めくくる企画であり、この瞬間は三田キャンパスにいるすべての方々の注目が一つの企画に集まる時であり、毎年大いに盛り上がりを見せます。
このように三田祭は、多くの塾生や多様な来場者によって生み出される素晴らしい企画とそれを実現させようとする熱意や創意工夫、最後にすべての注目を集める後夜祭こそ、他の学園祭にはない独自の要素であり、同時に誇りにしていることです。
―――では、そんな熱意あふれる三田祭の今年度におけるイチオシの出し物は何ですか?
実は三田祭の企画は、その9割以上が参加団体の企画なのです。多種多様な企画がそれぞれで実施されるので、「三田祭としてのイチオシ」と聞かれると非常に回答が難しくて……
ですが、その多様な企画や塾生の熱意こそイチオシと言えますね!
また、前述の通り、三田祭の終わりにキャンパス内の眼差しを一つに集める後夜祭は、締めくくりの企画ということもありイチオシの出し物です!
―――今年度の三田祭を開催するにあったっての抱負を聞かせてください。
三田祭は、昨年度コロナ禍からの完全復活を成し遂げ、今年はそれをさらに発展させるということに主眼を置いています。前述の通り、より良く、過ごしやすい三田祭にするために様々な取り組みをしてきましたから、それが身を結べば良いなと思っています。
また、今年度のテーマ「輝け個々に、彩れ此処に。」を軸に、塾生一人一人の個性を彩りとして今までにない三田祭にしていけたらと思っています。
―――最後に、塾生や参加団体、来訪者の方々へメッセージをお願いします。
塾生の方々につきましては、普段校内で様々な活動をしているサークルが成果を発揮する一大イベントとして、また一種の娯楽としての三田祭を楽しむため、ぜひご来場いただければと思います!
参加団体の方々につきましては、委員会が皆様の企画へより良いサポートを行っていきたいと思っています。今後もわからないこと等がこざいましたら、何なりとお聞きください!
来訪者の方々につきましては、塾生が個々に個性を発揮し、各々が彩る三田祭を実際にご覧になって非日常的な思い出の1ページとして楽しんでいただければと思います。
―――お話しいただきありがとうございました。成功をお祈り申し上げます!
イベント詳細
開催日時:
11月21日~11月24日 10:00~18:00
開催場所:
慶應義塾大学三田キャンパス
三田祭実行委員会 公式WEBサイト
三田祭を運営する「三田祭実行委員会」をはじめ、全塾協議会所属団体は、皆様から頂いた自治会費をもって活動しています。
自治会費の使い道等は下記のページをご覧ください。
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