先般、全塾協議会中央機関内に新しい委員会として「学生スペース管理委員会」が設置されました。今回は、学生スペース管理委員会の土橋委員長と内田塾生代表に委員会の設立理由や所管する業務についてインタビューを行いました。
―――まず初めに、学生スペース管理委員会が設立された理由について教えてください。
まず皆様は日吉キャンパスの学生食堂棟3階にある学生スペースというものをご存知ですか?以前は大学によって正式に認められていたスペースで、様々な学生が集まって交流する場所として使うことが出来ました。しかし5年前から管理が行き届かなくなり、治安が悪化したことで、昨年度から使うことが出来なくなりました。このスペースを再度整備し、もう一度様々な目的で活用できるようにするために本委員会が設立されました。
―――学生スペース管理委員会はどのような業務を担っていくのですか。
最終目標としては、前述した学生スペースにおける新事業を展開し、更なる有効活用を促進させることが業務として挙げられます。しかし、実は本格的な活動計画というものは未だ決まっていません。まずは現在、学生スペース内に設置されている机や椅子などを解体してスペースを確保し、そこから余白を作りつつ限定的に解放することで塾生からの意見を募っていきたいと思っています。
―――学生スペース管理委員会が、最初に解決したい課題はなんですか。
スペース内の照明を改善していきたいです。今の照明はかなり薄暗く、そのままでは塾生が自然と集まるような雰囲気ではないのです。心理的にも、照明の明るさは人々の行動に影響を与えてしまうことが知られていますが、以前の学生スペースにおける治安の悪化もこの照明の暗さが要因の一つではないかと思っています。そのため、今の暗いイメージを払拭するためにも設置してある照明の改善を優先して行いたいと思っています。
―――学生スペース管理委員会は、委員会としての活動を通じて、日吉キャンパスを最終的にどのようなキャンパスを目指していこうと考えていますか。
今の日吉キャンパスには、授業・サークル外で学生が主体的に集まれる空間がほとんどありません。大学のキャンパスというものは、特別交流のない人達同士でも集まれる場所であり、そこでの交流を通して様々な人間関係や、発想、活動が生まれる場所であるべきだと思っています。学生スペース管理委員会がそのような「迷ったらあの場所へ行こう。」と思ってもらえるようなスペースを塾生に提供することで、塾生間の交流が盛んに行われ、様々な創造が生み出されるキャンパスにしていきたいと思っています。
―――今後、塾生や学生団体とどのように関わっていきたいと思っていますか。
とにかく皆様からの意見を集めたいと思います。学生スペースを再生するということは、「0を1にする」という活動であると考えています。だからこそ、現在塾生が何に困っていて何を望んでいるのかを募り、一度スペースを解放した後も、よりより空間へと昇華させるために、利用した塾生とのコミュニケーションを積極的に行いたいと思っています。
―――塾生や学生団体へのメッセージをどうぞ!
キャンパスでの交流を通して生み出されるものは無限大です。我々は、そんな空間の創造に貢献できればと思っています。より創造的に日吉キャンパスを作るため、是非スペース利用後にご意見をいただければと思います!
―――お話ありがとうございました!
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