2024年5月に塾生議員に就任された、岩切太志(いわきりたいし)議員へのインタビューを行いました。
―――学部や学年、出身地などのバックグラウンドについて教えてください。
経済学部2年です。出身は宮崎県で、その後現役で入学した明治大学商学部で3年間仮面浪人していたため、今年で23歳です。
―――高校時代の部活、現在所属しているサークルを教えてください。
高校時代の部活は、卓球部と生徒会長です。
現在よく参加しているサークルは、慶應スポーツ新聞会、ボウリングクラブ、イベント企画系の学生団体です。
―――1日のタイムスケジュールを教えていただけますか?
平日・休日問わず極端に夜型なので、朝になってから寝ることが多いです。キャンパスの近くに住んでいるので、授業には問題なく行くことができています。あとは、サークル関係などの予定を入れていることが多いです。
―――趣味はありますか?
強いて挙げるなら、サークルでも所属しているボウリングですね。
―――これまでで一番嬉しかったこと、一番嬉しくなかったことは何ですか?
瞬間的なものではありませんが、どちらとも大学受験かなと思います。慶應義塾大学経済学部の入試で3回落ちてしまったので、そこは苦しかったなと思います。合格した瞬間はそれほど嬉しくなかったですが、合格後の日々の中で、やはり慶應経済にこだわってよかったな、と感じています。
―――現時点で持っている資格、取ってみたい資格はありますか?
英検一級を取りたいなと思っていましたが、今年から苦手な出題傾向に変わってしまったのでやめました。勉強は苦手なので、他に資格を取るつもりはありません。
―――座右の銘はありますか。
「言うは易く行うは難し」です。
―――ありがとうございます。さて、ここからは全塾協議会の大規模改革で生まれた「塾生議員」についてお伺いします。議員を志したきっかけを教えてください。
中学・高校時代の生徒会長としての仕事が楽しかったこと、それが憧れの慶應でできるという理由から、元々は塾生代表になりたいと思っていました。1年生の12月に代表選挙に出馬して最多得票となりましたが、投票率の関係で不成立となってしまいました。
それを踏まえて、代表再選挙への出馬・中央機関への入会・塾生議会選挙への出馬を比較検討した結果、塾生議員を目指すことがベストだと考えました。
―――議員に当選してから変化したこと、しなかったことを教えてください。
変化したこととしては、当然ですが議員として仕事ができるようになったということがあります。生徒会のような活動をするのは久しぶりですので、楽しいなと再認識しました。また、友人から「議員」などと呼ばれることも増えました。
変化しなかったことは、日々の生活です。必須の活動は月1回の定例会のみなので、忙しくなったな、と感じることは特にありませんでした。
―――岩切議員が現在掲げている公約と、議会に提出している議案について簡単に教えてください。
公約は3つ掲げています。
1つ目は、パン・おにぎりなどを購入できるコンビニ自販機の設置です。議案提出を通じて「コンビニ自販機に係る特命担当委員会」を設立し、設置に向けて動いています。
2つ目は、学祭・慶早戦・所属団体主催のイベント活性化です。特別支出などの予算承認を通じてこちらを実現したかったのですが、制度改革もあり、あまり機会が訪れていないかなと思いますね。個人としては野球・ラクロス・バレー・バスケの早慶戦を観戦したり、七夕祭に参加したりしました。
3つ目は、塾生・各団体へのヒアリングです。春学期はキャンパス内3箇所にポスターを貼り、昼休みに日吉キャンパスの中庭にて計9日間ヒアリングを行いました。ヒアリング中にはたくさん声をかけて頂きましたし、インスタのDMには塾生から相談が届きました。塾生の声を拾うと同時に、塾生議員の知名度向上にも繋がったと思います。団体に対しても様々な形でヒアリングを行っており、8月期議会ではそれを踏まえた議案を提出しました。
―――現在の議員としての抱負や、普段どんなことを念頭に置いて議会での発言をしているかを教えてください。
現状、塾生議員に興味を持っている塾生は少ないと思います。だからこそ、積極的に塾生の視界に入りに行き、まずは塾生議員について知ってもらうことが大切だと思っています。この考えから、春学期は日吉でのポスター掲示・ヒアリングを大々的に行いました。
議会においては、知識不足・論理的思考力の不足を痛感しつつも、少しでも気になったことは発言するようにしています。
―――塾生議員に興味がある塾生へのアドバイス、塾生へのメッセージをお願いします。
現在、塾生議員は定員割れとなっています。選挙は少しハードルが高い部分もあるかとは思いますが、塾生議員はとてもやりがいのある仕事です。少しでも興味のある方は挑戦して下さると議員としても助かります。
また、普段の塾生生活でなにかお困りのことがある方は、InstagramのDMなどで気軽にご連絡ください。議案提出を通じて解決に導いて参ります。
―――お忙しい中、ありがとうございました。これからも議員としてのご活躍を期待しております。
塾生議会及び塾生議員の紹介についてはこちらからご確認いただけます。
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