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塾生代表選挙 候補者討論会まとめ

2024年6月11日に、2024年5月22日に告示された塾生代表選挙の候補者討論会が実施されました。本ページでは、取り扱われた討論の概要及び取り扱われなかった質問の候補者からの回答をまとめております。


当日の映像は下記からご覧になれます。

 

討論会まとめ


各候補者の公約について自己紹介

  • 内田光紀(うちだてるき)候補(以降、「内田候補」)

    • 全塾協議会の所属団体以外のサークル活動に対する支援の増進(財政支援、物品提供、運営相談)

    • 一般の塾生が議会において問題意識や意見を提示する機会となる公聴会の導入

    • 快適なキャンパスの実現(食堂の混雑解消、Wi-Fi改善)


  • 池谷大志(いけやたいし)候補(以降、「池谷候補」)

    • 現在紙媒体で行っている、サークル等の団体間の会計業務の電子化

    • メディアセンターや食堂の営業時間拡大

  • 池本昇馬(いけもとしょうま)候補(以降、「池本候補」)

    • テクノロジーの活用による学食の混雑解消

    • 予算の有効活用(研究活動、NPO活動、学生団体活動、学生企業支援)

    • OBOGとの交流の促進し、ネットワークを構築する

  • 榎本遥希(えのもとはるき)候補(以降、「榎本候補」)

    • 塾生投票を実施し、全塾協議会の解散の機会を設ける

    • 塾生個人あるいは塾生団体による個別の大学側との交渉システム構築

    • 自治会費の清算方法を定め、未使用の自治会費の払い戻し


Q:4月の全塾協議会の制度改革についてどのように感じているか

  • 内田候補

    • 議会の構造変革がいちばん大事であり、すごく良かったと感じている。上部団体で議会を構成するのではなく、一般の塾生から議員を募って議会を運営しているため、良い改革だったのではと考えている。

    • 投票期間の選挙運動の禁止など、選挙規則の変更については疑問を感じている。

  • 池本候補

    • 改革は良かったと考えているが、選挙日程の変更や投票期間の選挙活動の禁止については疑問を感じている。

  • 榎本候補

    • 全塾協議会議会政策推進規則について疑問を感じている。

  • 池谷候補

    • 塾生の多くは制度改革について知られておらず、大胆な政策をとっていてよいと思われているのではないかと考えている。


Q:全塾協議会の事業に優先順位をつけるとしたら、廃止すべき事業はなにか

  • 内田候補

    • 最も優先すべき事業は新歓実行委員会であり、早慶戦関連や三田祭等の学祭団体も重要であると述べた。

  • 池本候補

    • 優先すべき事業は新歓実行委員会であると述べたうえで、独自会計をもっている学園祭への予算額が多いのではないかと言及した。

    • 廃止すべきとは考えていないが、額面については見当の必要があるのではないかと述べた。

  • 池谷候補

    • 事業の詳細についてはわかりかねると述べたうえで、現状では事業がまわっているため、焦って優先順位をつけて廃止する必要はないのではないかと述べた。

  • 榎本候補

    • 塾生と大学のかけ橋的な役割を担っている執行部の運営費用が最優先であると主張した。


Q:現職の塾生代表の評価について

  • 榎本候補

    • 山田現職の改革は評価するが、長期間続いたことで選挙の可能性が低くなったことが懸念点であると述べ、塾生代表選挙への投票率低下もその一因であるのではないかと説明した。

    • 自治会費については、一部緊縮に基づく還元量ついて疑問提起した。

  • 池本候補

    • 大改革は非常に有意義であったのではないかと意見を述べ、現職の山田代表の改革を強く評価した。

    • 長期政権についても問題ないと述べ、様々な公約を継続して実行できたのではないかと伝えた。

    • 緊縮化については、これまで緩めてきたものをきっちり見ているといったステップにいるだけであると考えており、予算支出の体勢を構築したことを高く評価した。

  • 池谷候補

    • 現職の山田塾生代表下の全塾協議会は、塾生に知られずとも機能している点で高く評価し、自身も目指したいと述べた。

  • 内田候補

    • 議会改革および新歓に関する現職の山田代表の政策については基本的に良いと評価したものの、財政の緊縮については団体の活動の制限になってしまうのではないかと懸念を示した。

    • 独自財源については、支出制限を撤廃して、もう少し緩めてもいいのではないかと伝えた。


Q:自分以外なら誰が一番塾生代表にふさわしいか

  • 内田候補

    • 現職の山田塾生代表または執行部の執行役員がふさわしいのではないかと伝えたうえで、長期政権の懸念から後者の方が好ましいのではないかと述べた。

    • 全塾協議会を詳しく知っている人が、回すうえでよりよくなるのではないかと述べた。

  • 池谷候補

    • 選挙を実施し、全員の総意をとったうえで責任ある解散を実行しようとしている点が理にかなっていると説明し、榎本候補がふさわしいのではないかと述べた。

  • 池本候補

    • 具体的な人物名はあげず、現在まで全塾協議会との関わりの少ない人物がふさわしいのではないかと述べた。

    • 外から新しく代表に就任することで忌憚なく意見を述べることができるのではないかと説明した。

  • 榎本候補

    • 現在、特段大きな問題が生じていないことを踏まえ、現職の山田塾生代表をあげた。


意見交換

Q:OBOG交流について具体的にどのようなことを計画しているか(内田候補→池本候補)

  • 現在の連合三田会とは別途で設ける予定であると説明した。

  • 就職活動以外でもキャリアや進路の相談を先輩とできる機会を全塾協議会として提供することが役割としてあるのではないかと伝えた。


Q:具体的にどのように食堂の混雑緩和を進めていくのか(池谷候補→池本候補)

  • モバイルオーダー導入の可能性を検討していると回答した。

  • 食べることではなく、注文やレジの部分が混雑の要因としてあげられるため、先にオーダーできると混雑が解消できるのではないかと説明した。


Q:公聴会は具体的にどのようなことを意図しているのか(榎本候補→内田候補)

  • 塾生議会において、塾生議員や塾生代表へ意見を伝達する機会の提供を考えていると説明した。

  • 学生部に意見を提示しても却下されてしまうことが多いため、全塾協議会を通すことにより、より実現性が高くなるのではないかと回答した。


Q:全塾協議会解散後の学生及び大学間の交渉システムはどう構築するのか(池本候補→榎本候補)

  • 明瞭な手続きを踏むことで自動的な解散に比べ、解散後のデメリットの緩和されることを強調した。


Q:既に会計業務の電子化が進んでいるが、追加で行いたいことはあるか(内田候補→池谷候補)

  • 電子化が行われることを知っている塾生は多くないため、もっと周知されるべきだと考えるため、優先度を高めることを行いたいと回答した。


Q:快適なキャンパスライフについてどのような具体策を考えているか(池本候補→内田候補)

  • 食堂棟3階の使用により、席の増設やテナントを検討していると説明した。

  • 三田キャンパスのWi-Fiの改善について大学側と検討していきたいと説明した。


追加質問

事前に塾生の方から集まっていた個別の候補者向けの質問を一部、司会より問いかけました。

Q:公聴会の設置が塾生議員の必要性を下げるおそれはないのか(司会→内田候補)

  • 塾生議員の役割が重要であることを強調したうえで、自身で政策を実施することが難しい人等のために代わりに実行できる場となるのではないかと説明した

  • 実行の段階においては、塾生議員がより活躍できるのではないかと加えた。


Q:現行の山田代表が進める電子化とはどのような部分で異なるのか(司会→池谷候補)

  • 大きく異なる点はないが、電子化のより速やかな進行を目指すと回答した。


Q:現行の予算の有効活用とはどのような部分で異なるのか(司会→池本候補)

  • 課外活動を行っている学生に対して、資金援助を行うなどの新しい事業を検討していると回答した。


Q:前回の公約は履行されないのか(司会→榎本候補)

  • 一部は履行される可能性があるが、全塾協議会解散後の方針も重要であると説明した。


 

質問への回答まとめ


時間の都合上取り扱えなかった質問やトピック及びそれに対する各候補者の回答を公開します。なお、回答は立候補の届け出順で掲載しております。


【全候補者向けの質問】

Q. 女子学生限定の食事支援について、意見を聞きたい。経済的困窮の支援に男女の区別は必要無いのではないか。

  • 内田候補

    • 女性学生限定であることに対しては、差別の可能性があると考えております。一方で慶應義塾全体として男性の比率が非常に高いという問題もあり、男女の公平を実現するための、格差の是正措置であるとの指摘もございます。5月期議会で決議されましたように大学当局に支援の意図を伺った上で、対応して参りたいと考えております。

  • 池谷大志

  • 池本候補

    • 回答なし

  • 榎本候補

    • 区別の必要はない。

 

Q. 国内あるいは国際政治と大学自治のあり方は無関係ではいられない。殊に昨今のイスラエル、パレスチナの問題では、米国の大学で学生が自主的かつ大規模な抗議行動を行いその余波は日本国内の大学にも広がっている。塾生間でも話題にのぼることが増えているが慶應義塾大学の全塾協議会として何かしらの声明発表、大学側への声明発表を求める行動を起こすことは考えるか。考える、あるいは考えない場合、それぞれの意見もお聞かせいただきたい。

  • 内田候補

    • 現状として全塾協議会から何か積極的に声明を発表する、声明を要請することは考えておりません。理由と致しましては、全塾協議会は全塾生の代表という役割を担っており、その声明、行動は全塾生の声と同義であるためです。このような塾生以外にも影響を及ぼす、また個人により賛否が別れる事項を議会の一存で決めることは混乱を招きます。もし声明を発する又は要請する場合、然るべき手段を持って民意を問うた上で行動したいと考えております。

  • 池谷候補

    • ご質問ありがとうございます。今のところ考えておりません。声明や抗議行動を起こすリソースがあるならまずは塾生に還元できる施策を行う所存です。

  • 池本候補

    • 回答なし

  • 榎本候補

    • 昨今のイスラエルとハマスの戦争はハマスによる奇襲攻撃から始まり、現在も人質解放の問題を抱えている一方でイスラエルによる過剰防衛とも言えるような作戦により、パレスチナ人に対するジェノサイドが発生する(あるいは発生している)可能性があり、中東情勢は深刻な問題を抱えていると考えている。ただ、慶應義塾大学の塾生は日本人はもちろん、様々な国からの留学生も多く在籍しており、それぞれ中東情勢に対して様々な考え方を持っていると考えられる。このような中、今回の塾生代表選挙で争点となっていない中東情勢に対する声明を拙速に塾生代表が主導して全塾協議会として発表、あるいは全塾協議会として慶應義塾大学側に声明発表を求めるのは塾生同士の分断を生む可能性もあるため慎重に検討するべきだと考えられる。

 

Q. 信濃町キャンパスには食堂がないため、弁当を持参する人が一定数います。ところが電子レンジは看護学部が入っている孝養舎に一台しかありません。昼休みに毎度弁当を持ってそこに行き、長い列に並んで電子レンジを使うのは休み時間が45分しかないことを考えれば結構大変です。そのため、医学部が授業を行っている建物(新教育棟や東校舎)での電子レンジの配置を検討していただけないでしょうか。ps:先日ついに新教育棟に給水機が一台配置されました。ありがとうございます。

  • 内田候補

    • ご意見ありがとうございます。私が塾生代表になった暁には、電子レンジの設置について四谷自治会及び大学と共に積極的に協議を進めて参ります。

  • 池谷候補

    • ご質問ありがとうございます。早急に配置されるべきだと考えます。また以前可決された食品自販機の配置も検討すべきだと考えます。

  • 池本候補

    • 回答なし

  • 榎本候補

    • 当選した場合、信濃町キャンパスの塾生を塾生議会に参考人として招致し、意見を聞いた上で必要性を判断する。現時点では前向きに検討していると理解していただいて差し支えない。

 

Q. 自治組織はそもそもなぜ作られたのか?(世の中の大学全体として)

  • 内田候補

    • 学生の学校生活の充実や、改善を目的に作られました。慶應では全塾自治会が1946年に設立され、各学部、団体から塾生が集いました。しかし、1968年に学則の変更に伴い、全塾自治会が機能不全に陥ります。以後、全塾協議会が発足し、全塾自治会が担っていた業務を引き継ぎ今に至ります。

  • 池谷候補

    • 学生個人では弱い発言力を集団化することで増強し、学生らに意思決定権を保持させるために始まったと考えております。

  • 池本候補

    • 回答なし

  • 榎本候補

    • 世の中の大学全体として自治組織が作られた経緯については存じ上げていない。

 

Q. 山田健太政権の政策を引き継ぐ気はあるのでしょうか。

  • 内田候補

    • 新歓や塾生との面談については引き継いで参ります。また実現されていないメディアセンターの24時間化についても引き続き大学側と協議を進めて参ります。

  • 池谷候補

    • ご質問ありがとうございます。良いものは継続しますし、改善の余地があるものは改善しようと考えております。

  • 池本候補

    • 回答なし

  • 榎本候補

    • 政策の引き継ぎ自体はあまりないと考えられるが、山田健太政権時代に作られた仕組みのうち、必要なものは代替手段を用いて残す可能性は考えられる。

 

Q. 現在塾生代表を務めている山田さんと自分の政策や能力を比べた時に、同じ部分や優れている部分、違う部分についてどう考えているのか教えて欲しいです。

  • 内田候補

    • 共通点としては、全塾生のために活動しようという強い思いは変わらないと思っています。能力については3期務めました山田代表には及ばずとも、中央機関構成員としての経験を活かし、励んで参ります。私の政策については山田代表が改革しきれなかった部分、取りこぼしてしまった部分に関しての公約を掲げました。現在支援されていない団体、あるいは解決できていない問題に対して私が引き継いて改善していきたいと考えております。

  • 池谷候補

    • ご質問ありがとうございます。現在行われている政策と自分の思惑で一致する部分と異なる点があるのは当然ですが、そこを比較して変わる何かがあるわけではないので考えたことがありませんでした。私の思う最良の政策を行って参りたいと考えております。

  • 池本候補

    • 回答なし

  • 榎本候補

    • 全塾協議会というシステムを使って塾生の福利厚生を増進しようとするか、全塾協議会というシステムを廃止し、別の新たなシステムを使って塾生の福利厚生を増進しようとするかという違いがある。前者と後者を比較した場合、後者の方が様々な可能性の幅が広がると考えられる。

 

Q. 新歓事業は継続されますか?また継続できる能力はありますか?

  • 内田候補

    • 継続していきます。今年度の新歓についても中央機関構成員として、積極的に関わらせていただきましたため、どの候補者よりも詳しい自信がございます。ただし、今年は塾生代表の任期が10月までということですので、私が10月以降も塾生代表であった場合となります。申し訳ありません。

  • 池谷候補

    • ご質問ありがとうございます。新歓事業は継続するつもりでおります。能力の有無は分かりかねますが、一人でタスクを抱え込まないことが事業成功において重要だと考えております。

  • 池本候補

    • 回答なし

  • 榎本候補

    • 山田政権時代の新歓事業がそのまま継続されるわけではないが、規模としては同じくらいになる可能性も考えられる。

 

Q. 現在の山田塾生代表に対する所感/塾生代表に求められる素質とは

  • 内田候補

    • 財政改善や新歓実行委員会の設立、議会改革など非常によい政策であったと思っております。一方で改革を進める上で、取りこぼしてしまった部分もあると考えています。現在全塾協議会が支援できていない団体や、問題については私が引き継いで改善を進めていきたいと考えております。塾生代表に求められる資質としては判断力、決断力、胆力だと考えています。業務執行を行う中央機関及び所属団体の長として必要な決断を適切に下せる力が重要だと考えております。

  • 池谷候補

    • ご質問ありがとうございます。現塾生代表は少なくとも現在まで大学を潤滑に回しているという事実がありこれは素晴らしいことだと考えております。塾生代表に求められる素質は、慶應生らしく気品がありながら新しいことに積極的であることだと考えております。

  • 池本候補

    • 回答なし

  • 榎本候補

    • 一部緊縮財政の行き過ぎや一部の規則に問題があるなど完璧とは言えない側面もあったが、新歓事業や全塾協議会の大規模組織改革などについては概ね評価できる。塾生代表は塾生の意見の集約が仕事であり、塾生の意見の集約のためにあらゆる手段を排除せずに使うことが求められる。また危機管理能力の高さが求められ、塾生の福利厚生にとって最悪の事態が発生しないよう、これを回避するための努力が求められる。


【個別候補向けの質問】

内田光紀候補

Q.「全塾生が健康的で快適に過ごせるキャンパス」とは具体的に何か。

Q.健康的なキャンパスとは...?

A.例えば日吉キャンパスでは食堂棟が混雑していて、ご飯が食べられない学生もいる健康とは言えない状態です。また塾生会館の突然の閉館に悩まされるといった声も聞かれます。このような状態では、健康的で快適なキャンパスとは到底言えません。塾生の皆さんが不満を感じずに過ごせるキャンパスの実現を目指します。

 

Q.直接支援の具体的な内容は何になりますか?

Q.直接的支援の具体的な中身を教えてください。

A.金銭的支援、物品の貸し出し、情報の提供やサークル活動に係る相談など「モノ」「カネ」「情報」の3種類の支援を想定しております。

 

Q.塾生議員以外でも意見が言えたら、議員の必要性が下がるとは思いませんか?

A.必要性はむしろ上がると考えております。一般の塾生の方には、ご自身のご不満や意見を伝えていただきますが、その問題に対して必ずしも解決策をお持ちだとは限りません。実際に解決策を討論し、模索していくというフェーズは塾生議員及び中央機関の皆様のお力を大いにお借りすることになると考えております。

 

Q.「塾生議員にならずとも塾生が直接的に意見を伝える」のは例えばSNSで塾生代表に伝えるではダメなのか。あえて公聴会のようなものを設ける意味があるのか、またそれに参加をしたい塾生は既に全塾協議会や塾生議会に参加しているとは考えないのか。 

A.SNSで塾生代表に意見を伝えるということもよいと思います。しかし、時の塾生代表によってはSNSのDMを使わない、積極的に利用しないといったことも考えられます。公式に公聴会として塾生の皆様から声を聞くことで、より問題解決、新たな制度の実現に向けて動いていけると考えております。

 次点のご指摘について、確かにその可能性はございます。しかし塾生議員になるには、選挙の出馬のため、時間やお金のコストがかかります。問題意識はあるが、お金や時間の都合上、自身が大きく動くのは難しいという方も取りこぼさず、しっかりと意見を聞き実現する制度が公聴会であると考えております。

 

Q.山田さんリスペクトの写真ですか?

A.はい(笑)。写真のポーズ自体は、写真館の方のおすすめです。山田健太塾生代表については中央機関構成員としてご一緒しておりましたため、リスペクトしております。

 

池谷大志候補

Q.「若きはゆたかなれ」の若きとはどの範囲か。また、社会人を経て大学に入学した者もいるが、そういった人々についてはどう考えるか。標語の若きに含まれるか否か、またその理由。

A.ご質問ありがとうございます。大学で様々なことを学び経験し、成長するという点で「若き」という言葉を用いており、この場合塾生全員を指します。年齢の範囲はないと考えております。

 

Q.公約はどうして2つなのでしょうか。

A.質問ありがとうございます。素直にこの2つを特に実現させたいからです。実現できないあるいは当たり障りのないふんわりとした公約を書き連ねるより、具体性のある公約を表明しようと考えています。もちろん塾生の皆様からの声には耳を傾けていく次第です。

 

Q.現在山田政権下で進んでいる完全電子化とは違う路線なのでしょうか?

A.ご質問ありがとうございます。大変申し訳ないないのですが、私は現在山田政権下で進んでいる完全電子化を存じ上げません。少なくとも例えば文化団体連盟とサークルの間の会計作業は電子化が実現しておりませんので、そちらを含め電子化したいと考えております。また既に進行している電子化政策につきましてはより進めていきたい所存です。

 

Q.コロナ禍から少しずつ延長されてきましたけど、具体的にメディアセンターとかどのくらい伸ばすんですか?

A.ご質問ありがとうございます。もちろん理想は24時間開放ですが、それは不可能でしょう。ですので協議の中で折り合いを探していきたいと考えております。具体的には8:30〜22:00あたりが落とし所でしょうか。また試験前の臨時会館なども行えたらと考えております。

 

Q.会計の話って全塾協議会に関係のない団体も含まれるんですか?

A.ご質問ありがとうございます。会計に関しては全塾協議会が行える範囲にとどまってしまいますが、例えば文化団体連盟とサークル間の会計など、全塾協議会に所属する団体とサークルの間の会計は電子化したいと考えております。

 

Q.諸政策の実現可能性をどう考えているのか。

A.ご質問ありがとうございます。私は実現可能性を上げるためより具体的な公約を掲げるかつ2つに絞るということを行っています。メディアセンターや食堂の営業時間拡大は、できる限りのところで折り合いをつけたいと考えております。

 

Q.教室の利用時間延長は考えないのですか?

A.ご質問ありがとうございます。教室の利用時間延長は貴重なご意見として取り入れさせていただきます。


池本昇馬候補

回答なし 

 

榎本遥希候補

Q.「全塾協議会の解散」をなぜ必要と考えるか。その後の学生と大学間の交渉はどうなるのか。「塾生個人や塾生団体による個別の大学当局側との交渉システム」とあり、団体に所属していない塾生は大学側と個人で交渉しなければならないことが予想されるが、圧倒的権限をもつ大学組織に対する一個人による交渉がどれだけ力を持てると考えるか。

A.公約がわかりづらい側面は否めないのでそこについてはお詫び申し上げるが、全塾協議会の解散の必要性について私から申し上げたことはない。私は塾生代表に就任した場合、全塾協議会解散の是非を問う塾生投票を行い、塾生に全塾協議会の解散を決定する機会を与えると申し上げているに過ぎない。個々の案件ごとに見れば、全塾協議会執行部が交渉する場合と比較して交渉力が下がる可能性はある。しかし、そもそも全塾協議会執行部に交渉してもらう前の時点で却下されていたような案件についても交渉できるようになるため、メリットも大きいと考えられる。

 

Q.前回の公約は全く履行されないんですか?

A.全塾協議会のリソースを使わないとできないことは履行されない可能性が高い。ただ意見集約システムの構築に関しては限定的に塾生投票のシステム導入により一部導入が進んでおり、また塾生議員の公約と重なる部分においては予算をつけるため履行される可能性がある。

 

Q.全塾協議会を解体するということは、直轄で行われてきた新歓等は実施されなくなると思いますが、その責任についてどう考えられていますか?

A.民主主義社会において政治責任を負うのは政治家だが、政治家の任命責任は国民が負う。そして全塾協議会が現在行っている選挙を民主的な手続きであることを前提に回答するならば、全塾協議会の解散は塾生の民意に基づいて行われるものであり、その責任は塾生が負う。

 

Q.解散の具体的な流れを説明して下さい。

A. 塾生個人や塾生団体による個別の大学当局側との交渉システムの構築し、自治会費精算の案を提示した上で全塾協議会解散の是非を問う塾生投票を行い、賛成が過半数なら全塾協議会は解散することになり、自治会費精算案に基づき自治会費の精算を行う。

 

Q.私は全塾協議会を残して欲しいです。何十年も続いたこの制度を壊すのは失礼だと思いませんか?

A.そう考える方はまず塾生代表選挙では私以外の候補者に、私が塾生代表に就任して全塾協議会解散を問う塾生投票が行われた場合は反対に票を投じて頂くしかない。ただ、再三申し上げている通り、全塾協議会の存続に拘っていると、全塾協議会解散を望む人が多い場合全塾協議会が自動解散する可能性もあるため、どのような判断をするのが懸命か考えて投票してほしい。

 

Q.僕は交渉したくないものの、やってほしいことがあります。そういう時に頼れる組織が無くなるのは嫌なのですが、その辺りはどうしてくれますか?

A.やってほしいことと似たようなことをやっている塾生個人、あるいは塾生団体に交渉を依頼するということが考えられる。

 

Q.解散を求める署名ではなくなぜ選挙に出馬したのか。また塾生代表単独の権限では解散できないことを理解しているのか。

A.理解しているからこそ塾生投票を行うと再三申し上げているところである。Xのポストで公約の詳細が書かれた資料があるので目を通していただきたい。

 

Q.自治会費は安いと思いませんか?

A.現状安いとは思わない。昨年度は自治会費2300万円の内、900万円弱しか使われていない。自治会費が毎年2300万円の内ほとんど塾生のために有効活用されており、かつそれが色々削りに削ってなんとかやりくりしたといった状況ならば安いと感じるかもしれないが、使われていない自治会費が多い中、安いとは感じない。


 

投票期間や投票方法は、下記の通りです。


〈投票期間〉

2024 年6 月13 日(木)00:00 から2024 年6 月19 日(水)23:59 まで

〈投票方法〉

K-Supportのメッセージ欄のURLより投票が可能です。

以下のリンクからご確認下さい。


全塾協議会 選挙管理局




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