All Keio Student Council

全塾と塾生の懸け橋に

1月18日、塾生代表秘書の石井柊さん(写真左から二番目)、 安武舞さん(写真中央)、 小杉倫瑞季さん(写真右から二番目)にお話を伺いました。

—任期中に行ったことを教えてください。

石井「全塾協議会にSFC自治会を設立するための意思を問うことを主な目的とした、SFC各学生団体のヒアリング調査を行っていました。」
安武「私は全塾協議会が主催する全学部の人が参加できるイベントを企画していました。」
事務局「どのようなイベントを開催したか教えてください。」
安武「フリースタイルフットボールというアーバンスポーツというマイナースポーツを教え、参加者に知見を習得してもらうイベントです。」
小杉「私は選挙の広報の部分をお手伝いさせていただいたのですが、まず投票率を上げて選挙を成立させるという大きな目標がありました。その中でも元々持っていたTwitterやInstagramのアカウントを使ってのテキストベースの広報のほかに、前田さんと一緒にVoicyというラジオアプリの収録でコラボさせていただいて、全塾協議会や塾生代表について声で伝えるという活動をさせていただいていました。」

秘書の皆様が応募したきっかけを教えてください。

石井「僕はずっと今までソーシャルイノベーションに興味があって、ここ最近でソーシャルイノベーションをするにあたって統治機構の存在がとても大切だということに気付きました。その国家や公という立場で何ができて、民間の立場で何ができるのかという線引きをしっかりしないと、民間の立場からイノベーションを起こすことはできないと思います。そのうえで公の立場である統治機構に何らかの形で所属して、そこで何かしらのプロジェクトを起こすことが自分にとってこれから先の学びになるのではと思っていました。ちょうど議員インターンなどを探そうかなと思っていた時期でしたので、自分に身近なラインで学校の統治ができる、統治に携われると知り、学びが深そうだなと感じてジョインさせてもらいました。」
安武「私は一年生で全塾協議会自体にあんまり詳しくなかったんです。加えてSFCは全塾協議会に関する情報量が少ないです。前田さんが来てくださったときも、批判をする人が周りに多くいました。そこで、本当はどういう状態なのかを知りたいということ、楽しそうだなという純粋な興味があったので、入りました。」
小杉「最初は前田さんのTwitterアカウントをフォローしていたので、秘書を募集していることは知っていたのですが、応募してみようとは全く思ってなかったんですよね。前田さんとお話する機会はあったのですが、自分にできることがなさそうだと思っていました。ですが、広報はどう?という感じで言っていただき、秘書に応募しました。」
石井「僕も受け身な感じですね。前田さんからDMできましたよね。やりませんか?って。」
小杉「DMが来なかったらやらなかったですね。」
石井「それは僕もです。」
小杉「さっき柊(石井)はやりたいことがあってと話していましたよね。私は研究分野がコンサルティングで、マネジメントやコンサルは若干分野は被っていると思いますが、全然知られていない組織(全塾協議会)をちょっとでも知ってもらえたらなという想いもありました。」

一か月という短い任期でしたが、その任期を振り返ってよかったこと、反省点を教えてください。

石井「SFC にある学生団体55の内、41パーセント、23くらいにオンライン上のヒアリングは得られましたが、まだいけたなっていう印象があります。評価はいただいていますが、80パーセントくらいアプローチできると思っていて、自分で最初に定めた80パーセントという概算にたどり着かなかったというところが残念でした。あと、慶應義塾がやっている政治に対して思ったほど、塾生が興味なかったというところにすごく驚かされて、特にSFC生って結構意識高いとか社会について考えている人が多いとばかり思っていたのですが、一番身近な政治に全く興味がないっていうのに結構驚かされました。これから先、事務局に入局した際に携わっていきたい、変えていきたい部分ではあります。」
安武「イベントを開催した際に、あまり認知度がありませんでした。自分のSNSや友人のSNSを使って広報はしていましたが、全塾生が参加できるという企画テーマに対して、日吉や三田の塾生にも知ってもらいたかったです。広報の日肩をもう少し紙媒体でするなど日吉や三田とかに行って声掛けをするなどすればよかったかなと思います。イベント以外ではもともと自分が秘書に参加しようとおもった動機が、あまり全塾協議会が知られていないということだったので、できるだけもっといろんな塾生に全塾協議会の活動内容などを知ってもらいたいです。全塾協議会のライブ中継というのを提案し、塾生代表に議会で議題に挙げてもらったころはよかったです。」
石井「とても良いと思います。ライブだと他のキャンパスの人が議会に参加する時とかにも役立つし、SFC生も見れるし、全塾生に対する透明度が上がると思います。」
小杉「何人見るというよりは発信しているという事実が大事であると思います。」
事務局「では、小杉さんも(活動の振り返りを)お願いします。」
小杉「私は選挙の広報にフォーカスを当てていたので、どちらかというと秘書としての仕事の規模感としては他の2人より小さくて、直近の目標が大きくありました。そのため投票成立するかどうかとても焦りました。こんなに10パーセントって大変なんだなと。Voicyに関しては、塾生がどれくらい聴いていてくれたとか、誰が聴いていてくれたとかは分からないですが、だいたい500、600回くらい再生されていました。」

今回の活動を通して塾生へのメッセージをお願いします

石井「もっと全塾協議会に興味をもつべきだなと。全塾協議会自体も慶應全体の団体んも全塾ありきだと思います。そこが資金繰りをして団体の活動に補填されています。その全塾協議会は塾生全員からの公正な選挙によって成り立っています。政治に参加するという意識が日本という大きな政治においても少ないかなと感じるので、まずは目の前の統治っている形に参加するという意志があったらいいのではないかと思います。」
安武「もともと入る前から批判的な意見はTwitterとかで見ていて、私自身も議会が不透明だなと思っていました。それを直接代表に伝えたところ議題にあげてもらい、もしかするとライブ中継ができるかもしれないという話になっているので、そういう意見は直接代表とかに言ってみると柔軟に対応してもらえるというのを知ってもらえると、もう少しイメージが変わって全塾にも興味をもってくれるのかなと思います。」
小杉「まずは、今回初めての試みでもあるこのような秘書というシステムにご協力くださった塾生の皆さんに感謝しています。私自身、感じたこととしては全塾協議会というものがあることとか塾生代表という人がいるということは一年生ののころから知っていたのですが、そこに議会で手を挙げる議員の人がいるところまでは知らなくて。真面目そうというイメージが先行しがちで、躊躇している人もいると思います。私は慶應生の中になにかを知ってやってみようと考えたり、行動力のある人は多いのかなと思っています。だから、全塾だったり選挙だったり、そういうものに初めて触れる時のファーストインプレッションがすごく大事だと思うので、中を少しだけ覗かせてもらった人間として全塾を広める活動ができればなと思っています。」

快適な課外活動をサポートする

10月24日、塾生会館運営委員会 委員長の木暮蒼真さん(写真中央)にお話を伺いました。

活動内容を教えてください

塾生会館での塾生の課外活動を支援し、塾生会館の管理・運営をしています。

具体的には、受付業務の監督、音練・合練・大ホールの優先権の調整、年に数回出す粗大ごみの管理、日吉学生部との会議です。受付自体はアルバイトの方と職員の方にやってもらっています。

他にも、部室は2団体で共有していますが、その団体間でトラブルが起きた時は仲裁をしたり,ゴミが放置されていたら処分したりと、塾生会館における全てを引き受けています。

活動頻度はどのくらいですか

定期的に集まることはなく、何か起きるたびに自分たちで解決しています。塾運のメンバー同士で集まることはほぼないです。それよりは、担当毎の仕事をこなすのがメインです。僕は委員長なので練習場担当のように決まった仕事があるわけではないですが、毎日受付に顔を出して何か起きた時にすぐ対処できるようにしています。

塾運は毎年公募していて、任期は4月から1年間なので、1月から3月の間募集しています。塾生会館を利用している団体に所属している人なら誰でも立候補できます。そのため、1年生が4月からいきなり塾運になるというのは原則できません。半分くらいは2年生です。

活動場所は日吉ですが3・4年生も活動していますか。

三田キャンパスに通う3・4年生は、頻繁に日吉に来るのは難しいので、基本は2年生がメインで活動しています。僕は矢上キャンパスに通っているので、できる限り活動に参加するようにしています。

団体構成について教えてください。

委員長は、その年に任せられそうな人を互選して決めています。他の役職についても、その年の塾運の人が集まった人の中から役割を決めています。

役職は、委員長、副委員長、合練、音練、大ホール、部室、倉庫、会計、会計監査、環境、スペース(たまり)、作業場です。兼任はありません。全体の所属人数は最大で14人です。全員が役職についています。

受付のアルバイトについて教えてください

受付のアルバイトの人数は20人弱です。塾運が信頼出来る人を紹介してやっています。シフトの調整は職員の人にやってもらっています。鍵の貸し出しはもちろん、利用者への案内、電話の対応、備品の貸し出しなど様々な業務を受け持っています。

新歓活動は行っていますか。

そもそも塾運は、塾生会館を使っている団体の人に立候補してもらっています。団体に所属している必要があるので、1年生に対して新歓活動するということはありません。

募集は紙を塾生会館に掲示しています。SNSの利用は今まではしてなかったのですが、来年度分はGoogle Groupでの告知もしてみようと思います。

塾生会館運営委員としてのやりがいはなんですか。

自分たちがいないと多くの塾生が塾生会館が使えず、かなり影響力が大きいので、やりがいというか使命感がありますね。

委員同士の交流はありますか。

委員は複数のサークルの人で構成されているので、あまりプライベートでの交流はないです。ただ、トラブルとかが起こると、みんなで集まって話し合うことはあります。また、受付の居心地が良いので、受付にたまっている間に委員同士が仲良くなることもあります。

どんなトラブルが今までありましたか。

例えば、毎年あるのは部室を追い出される団体がいるのですが、その際に荷物を全部置いていく団体があります。塾運の人が全部片づけました。倉庫・スペースで散らかった荷物を代わりに片づけたこともあります。一番辛かったのは、減点を溜めて部室を追い出された団体に抵抗されて、数時間かけて説得した時ですね。

部室はどうしたら使用できますか。スペースについてはどうですか。

基本的に慶應義塾大学の公認団体であれば入れます。2月の部室総会に出てもらったうえで、抽選で決めます。

倍率は年によります。

スペースも同じ仕組みです。現在待ち団体はいません。いくつか空きスペースがあります。

新規に入りたい団体への広報はどのように行っていますか。

受付に紙で掲示しています。塾運の募集と同様に来年度分はGoogle Groupsを使った告知も行う予定です。

塾生会館使用団体へ、やめてほしいことはありますか。

廊下での音出しです。塾運が注意してその場でやめてもらったとしても、次の日には廊下で練習している、ということがよくあります。こちらとしてはペナルティを課すか、注意することぐらいしかできず根本的な解決ができないので、歯がゆいところです。

申請をしないでたまりを使っている団体があると聞きましたが、取り締まりはどのようにしていますか。

それは、登録して使っている人から通報がくるので週1回は見回るようにしてます。しかし、それも廊下での音出しのように取り締まりようがないので、悔しいですけどその人たち自身にルールを守ってもらうほかありません。スペースは、鍵とかもないので、難しいところです。

各役職の引継ぎはどのように行っていますか。

直接会うのと、ファイルでも引継ぎを行っています。毎年人が入れ替わってしまうので、引継ぎは課題ではあります。

他に課題はありますか。

塾運と受付アルバイトとの連絡が上手くいかなくなることです。受付で受けたことが、塾運に伝わらないことがあります。対策は検討中です。

委員長になって試みたことはありますか。

掲示での連絡だけだと限界を感じたので、今年からGoogle Groupsを使い始めました。総会など重要な予定はそこでもお知らせするようにしました。参加すると通知が行くので、助かるという声をいただきました。

各団体からの要望はどのように受けていますか。

塾運あてのメールに加え、受付で言ってもらうなりしています。最近は、インターネットを部室に通してほしいという要望があったので、学生部に伝えました。塾運の力だけでは出来ないので、日吉学生部経由でお願いしています。あとは、僕も塾生会館をよく利用するので、気づいたことは日吉学生部に年2回の会議で伝えたり、メールしたりしています。以前の会議では、必要な備品の購入、作業場や倉庫の不足を改善してほしいということをお願いしました。

ルールの変更はありますか。

ルールを見直し、細かいものは、集まって決めています。

総会で変更したルールを伝えています。

最後に塾生に向けて一言お願いします。

他の利用者への思いやりを持って利用してください。

“つながり”を作る。

2019年7月3日、三田部室にて 体育会本部 主幹 西澤勇太さんにインタビューをさせていただきました。

団体構成や代交代の仕組みを教えてください。

 私たちは、2年生以上の各学年16名による計48名で活動しています。4年生が本部全員にヒアリングを行い、その結果をもとに幹部が中心となって代交代を行っています。

―本部の活動内容を教えてください。

本部では主に体育会公式行事の運営、山荘山中管理、他大学の体育会との交流を行っています。企画系ばかりの仕事だけでなく事務作業も行っています。

―HP上にありました「Leap局」「セルフケア局」とはどのような活動をしているのでしょうか。

「Leap局」とは、学生や社会人が講師になり体育会生にリーダーシップ教育を行う局です。毎年4年生の学生講師が5名おり、彼らが卒業するとそのまま社会人講師になります。講演は、部活動編と社会人編の2つがあります。部活動編は学生が講師となり、社会人編は社会人の方が講師となります。2か月に1度くらいの頻度で、毎週月曜日は部活動編、毎週土曜日は社会人編という形で各3回くらいのセットで行っています。私も受講したことがあるのですが、「時間管理」「チームマネジメント」「モチベーションの上げ方」など体育会生たちが今後活動する世界で活きてくるような内容が中心になっています。

―縦のつながりが強い体育会ならではという感じですね。

そうですね。学生が講師になって教育するケースは講義を受ける学生からすると「なぜ同じ学生から教えられるのか」という気持ちになると思うのですが、それでも納得できるくらいの充実した内容になっていますね。

―「セルフケア局」についてもお聞かせください。

HP更新がまだ進んでいないのですが、今年から「セルフケア局」の活動は中止しています。活動内容は、昨年までは消防士の方に協力していただき救急講習を行っていました。また、体のケアなども講師の方をお呼びして行っていました。ですが、慶應の保険管理センターの行っている事と被っていることや、年に数回しか行えないという点から、活動中止という方針になりました。

―学生に運営が任されている部門はありますか。

体育会本部の行っていること全般が学生に任されています。第一に体育会各部の主務の方々が中心になって行う事務作業を体育会事務室と協力して業務が円滑に進むように管理、運営していくことが挙げられます。また公式行事の運営や各局の仕事では体育会生のイベント企画、補助金の分配や広報活動など多くのことを行っています。

―「新入部員宣誓式」とは、どのような内容ですか。

体育会の公式行事の一つとして私たちが会場運営や司会進行などを行い運営しています。新入部員が塾長に対して、「体育会生としてこれから頑張ります」といった趣旨で宣誓します。また体育会の先輩が、新入部員に向けてメッセージを送ったりしています。

―宣誓式には新入部員全員が集まるのでしょうか。

そうですね。今年の新入部員数は800名弱だったと思います。宣誓式は18時から行われたため、SFCで5限がある人は授業優先という形をとりましたが、基本的に部活より宣誓式優先で、600から700名程の新入部員が参加していました。毎年、三田キャンパスの西校舎ホールで行っています。

―「山中山荘管理」とは、どのような内容でしょうか。

体育会の部活が山中山荘で合宿を行っています。宿舎として山中山荘を使うのですが、開荘している夏休みは私たちが山荘の管理人をシフト制で行っています。お風呂の入れ替えやシーツ、枕カバーの管理などをしています。

―体育会本部にも利用しない部活の方がいると思うのですが、本部はほとんどの方がシフトに入るのでしょうか。

そうですね、1人か2人くらいが交代制でシフトに入ってもらっています。部活としては毎年、ラグビーやハンドボール、慶應義塾高等学校の部活など使う部活も限られてはいますが8月いっぱいまでは開荘しています。

―体育会本部として活動に携わっていくこととして大変なことや課題とかありますか。

体育会生から成り立っているので、部活との両立がやはり大変だと思いますね。本部も活動頻度が多く、運営や企画といった華やかな部分もありますが、大量の事務処理といった地味な一面もありますので、各本部員が部活との時間を調整しながら活動していくという点が大変だと思います。課題の一つは、「各イベントや企画にいかに多くの体育会生を巻き込んでいくか」です。         

特に、メジャースポーツの部活は、部活としてまとまりがあり完結性が高いです。その点は全く問題がないのですが、本部の活動にいかにメジャースポーツを含む多くの部を巻き込んでいけるかが毎年の課題です。私たちの企画に部活を休んでまで来ることに理解がない部活もありますし、練習以上の価値をいかに提供できるかが課題だと思います。

あとは毎年、親子訪問という企画があり各部の練習や試合に年に1回は必ず訪問し、選手にインタビューしたり幹部と対談したりしています。本部と各部との風通しをいかに良くするか、信頼関係を構築していくか、を目的にしています。その点では、私たちが吸収したことを企画を通して各部に還元できるかという所も課題だと思います。私たちに、各部から要望が来たとしても学生だけで解決できるケースもあります。その際に慶應義塾大学体育会代表としての本部が、体育会理事や副理事の方々、三田体育会の方々といった普段私たちの活動を支えて頂いている大人の方々に伝える必要があります。この立場からもいかに学生の意見や要望を反映する組織になっていくか、が課題だと思いますね。

―今の話して頂いた課題というのは、体育会全体に伝えたい内容でしょうか

そうですね。本部が企画するイベントにぜひ来ていただきたいです(笑)

―体育会以外の学生は、体育会は各部で完結していると思っていたので本部があるとはあまり知らないと思います。そのような学生に向けて本部について知ってほしいことはありますか。

本部というよりは体育会各部の試合にぜひ足を運んでほしいです!最近では慶早戦をいかに集客するかを目的とし活動する団体もあります。様々な部活がありますが、体育会以外の方に応援に来ていただきたいという部活は沢山あります。やはり、慶早戦は慶應と早稲田にとって一大イベントであるため、体育会生と体育会生以外の生徒のつながりを作れる場になるのではないかと思います。体育会生としても慶早戦がそのようなイベントでありたいと思っている人もいるので、ぜひ慶早戦には来ていただきたいですね。

―7月12日にサッカー部の慶早戦がありますよね。

そうですね、クラシコですね。唯一、お酒を飲みながら観戦できる試合ですね。盛り上がりもすごいです。連盟が厳しいといった理由があるため他には多分ありませんね。

―ちなみに、サッカー部の慶早戦は年に1回でしょうか。

年1回です。

―体育会本部への入り方を教えてください。

前提として体育会生のみが入ることができ、1年生の3月に本部採用をしています。選考方法は書類と面接です。毎年2~3倍くらいの倍率です。採用後の2年生はいろんな活動に関わってもらい体育会理事から任命を受け、最終的には2年生の12月の役員会で正式に承認してもらいます。

―倍率が思ったより高いのですがその理由は何でしょうか。

今の本部の人の後輩が志望したり、部活の偏りをなくすためにも私たちから声をかけることもあります。現状の形だと本部に入るチャンスが1年生の3月しかありませんので、本当に本部に入りたい人たちに情報が伝わるよう広報活動や説明会には力を入れています。体育会の代表として活動するやりがいや体育会全体の運営に魅力を感じる人、マネジメント意欲がある人にとって体育会本部は良いところだと思います。

―体育会には伝統等が強いイメージがあるのですが、体育会本部にそのようなものはありますか?

そうですね…あるかもしれません(笑)体育会としては、OBとのつながりが強いというのは一つあると思います。また本部ですと4年生をアダル、3年生をミドル、2年生をヤングと言う変な文化はあります(笑)代交代の時になると4年生へ慶應カラーのネクタイを贈呈するという伝統もあります。

―主幹になったきっかけはありますか。

上の先輩方に決めて頂いたので、主幹になったきっかけは答えにくいのですが本部員になったきっかけはあります。私は軟式野球部に所属しています。軟式野球部は私の入学時にちょうど体育会に昇格しました。本部は様々な部活から構成されている中、歴史の浅い軟式野球部員として部活のつながりを作ったり、組織運営について学ぶことで自分の部活に還元したいと思っていました。また、マイナースポーツで知名度の低い軟式野球部のプレゼンスを上げていきたいという気持ちも本部員になりたかった理由の一つですね。

―そうですよね、では主幹になるにあたっての意気込みなどはありますか。

体育会生とそれ以外の学生のつながりを強くしていきたいと思っています。体育会生と学生がつながれる場を体育会の代表として作っていきたいです。また、大人の方々に生徒の意見を伝え反映させたいと思っています。代々続いている役員会は活動の二の次になるような内容について話し合いそれに対する賛成の拍手をするだけの状態が続いています。参加率も低く無駄ではないかという声も出ています。大人の方々が決定権を持つ場に、学生の意見を反映させてかたちを変えていきたいなとは思っています。

―新たに挑戦したいことはありますか。

他大の体育会にも関わることが年に数回あります。今年はろ東京六大学、果敢同率の学校の体育会本部が集い意見交換を行いました。その中で1年生へ向けた「フレッシュマンキャンプ」を行っている大学が多く、とてもいい取り組みだなと感じました。体育会新入生が一堂に会して、交流を深めるという内容です。慶應では今まで行ったことがないため、今年から準備して来年できるのならばやってみたいと思っています。1年生の時点で生まれる最初のつながりは非常に大事で4年生まで続くものだと思いますし、ぜひ考えていきたいです。

―外部で交流してみたい団体はありますか

三田祭実行委員会ですかね。数年ほど前の三田祭で「体育会王」のような企画がありました。そこでは虫を食べる企画などもありましたね。

―虫ですか(笑)

食べられる虫ですよ、多分(笑)誰が一番すごい体育会生なのかを決めるような企画でした。これは一例ですが、三田祭というイベントの中で体育会が他の学生と交流し、つながりを持つきっかけとしては大きかったと思いますしそんな活動が今後できたらいいなと思っています。

―最後に塾生に一言お願いします。

普段、体育会について知ることがないとおもうのですが、43部59部門が学業と両立しながら、慶早戦勝利やリーグ戦優勝を目標に練習に励んでいます。体育会というと、取っつきにくいところがあると思いますが体育会と一般学生がもっとつながれるといいなと思っています。いざ試合に行ってみようとなっても、プロじゃないアマチュアのスポーツ観戦に友達や知り合いがいないと行きづらいですよね。どうしても体育会生なら体育会生同士で集まっているという側面もありますし。所属団体関係なく同じ塾生として仲良くしてほしいです(笑)

“慶應の気風文化”を伝える。

2019年5月15日、三田部室にて 應援指導部 主将 中山貴裕さんにインタビューをさせていただきました。

 

――応援指導部の団体構成、人数を教えてください。

3部門に分かれていて、リーダー部、吹奏楽団、チアリーディング部で、大体4学年で合計155名います。

 

――代交代の時期、役職の決め方はどのようなかたちで行いましたか。

12月中旬、一通り代の活動が終わった時期です。
役員会にて、部長、監督、コーチと4年生が話し合って決めています。

 

――活動内容は主にどのようなことをしていますか。

主に体育会の応援活動、三田会の渉外、慶應の入試アルバイト、卒業式・入学式のお手伝い、学校から頼まれた手伝いなどをしています。

 

――今年の入学式でやっていた年号「若き血」について。

趣旨としては、新入生に向けて慶應の気風文化を伝えてほしいということで依頼されていました。応援歌を通じて慶應の良さを感じてほしいということで依頼されています。
マイクをやる人が考えています(笑)。一からネタを考えていました。
大変だけれども、新入生に楽しんでもらえる時が嬉しく、やりがいの一つです。

――体育会の応援以外、日ごろは何をしていますか。

練習は3部門別々でやっています。リーダー部は火水木曜日に、日吉の蝮谷一体でランニングや声出しなどの練習を行っています。

 

――大会前には、練習量は増えますか。

リーダー部は特に、6大学野球の前には週3日は決まって行います。

吹奏楽とチアはそれに加えて12月の定期演奏会があるので、そのために9月ごろから練習を始めています。

 

――定期演奏会迫力があってすごかったですね。

来ていただけるのはありがたいです(笑)

 

――活動で大変な部分はありますか。

ほぼすべてがつらい、というとあれなんですが(笑)。
1年生の時って右も左もわからない状況で、それこそ機材の作成といった練習以外のところでも時間を使うので、そこは1年生の時自分は大変でした。
慶早戦で使う選手紹介ボードなどは1年生が作ってます。
1年生とかが頑張って作ったんだな、と思ってみていただけるとありがたいです(笑)

 

――合宿はどんな形で行っていますか。

春と夏に分かれています。
春合宿があるのはリーダー部とチアだけでそれぞれで行きますが、夏は3部門で行きます。
本当に160名とかまとめて行って、8泊9日一緒にご飯を食べますね。
練習自体は朝練習、午前練習、午後練習、夜練習の4回にわかれていて 練習づくめです。
精神的にも肉体的にもちょっと厳しいですけど、練習のことしか考えないんです。
ただ自分が「楽しいな」と思ったのは食事の時間で、その時間はあまり上下関係とか気にしないで1年から4年生まで学年関係なく、普段あまり話すことのない他部門の人とも話せるのが楽しいところでした。

自分は食事だけが唯一の生きがいでした(笑)

 

――慶早戦支援委員会と応援指導部の違いを教えてください。

簡単に言えば応援をするかしないか、の違いですね。応援をするのが応援指導部で、運営をするのが慶早戦支援委員会。慶早戦では応援指導部も、応援も運営もしますが、応援指導部だけでは回らないところもあります。観客の誘導や座席配置などを支援会の方々に手伝っていただいています。いなくては成り立たないですね。

 

――6月の1,2日慶早戦に向けて意気込みなどをお聞かせください。

去年、春は優勝したが早稲田に負けてしまいました。秋も早稲田に勝てば優勝でしたが、早稲田に逆転負けして優勝を逃してしまいました。やはり早稲田に勝って優勝というのを掲げています。

 

――宿敵ですものね(笑)

そうですね、特別ですね。慶應が強いといわれている年でも、早稲田が勝つことがありますし、その逆もあります。本当に何が起きるかわからない慶早戦は自分たちにとっても重要ですね。

 

――慶早戦に来る際 この応援を一番頑張ってほしいとか歌とかありますか。

一番はやっぱり若き血を覚えてほしいというところがあります(笑)。
学生ほぼ全員が応援歌を歌える学校って、多分早稲田と慶應しかないんですよ。
若き血を新入生には一番知ってもらいたいなと思いますし、やっぱり得点した時の若き血を隣の知らない人とも肩を組んで歌うっていうのが慶早戦の魅力なんじゃないかなという気はしますね。

 

――行くことが大事ですね。

来てもらわないとわからないのでぜひ来て楽しさを感じてもらいたいですね。

――中山さんが応援指導部に入ろうと思った理由は何ですか。

大学生活って人間関係が薄くなってしまうと前々から思っていて、最後の学生生活ですし、人といっぱい関わって楽しいことをしたいなと思ったのが一つのきっかけです。
また、たまたま応援指導部の動画を高校時代に見て、「こんな感じで情熱燃やして何かに打ち込むのってかっこいいな」と思った点が、そもそも応援指導部を知ったきっかけであり、入りたいと思った純粋な理由ですね。

――広報はどのように展開していますか。

ツイッター、フェイスブック、インスタの三つです。
インスタは主にチアが使っていまして、 動画編集うまいので見ててかっこいいなと思います(笑)。
動画とかは応援指導部の広報という役職の管轄なので、あまり関わっていないですね。
優勝かかったりしてるとパレードの告知とかすごいやるので、今年も動画とか作るはずです。

 

――Youtubeの動画はどのような経緯でできたのでしょうか。

応援ビデオとかは放送研究会に依頼しています。
すごいお世話になっていて、野球の内野席の音響とかは放送研究会の方にやっていただいてます。また、外野は無線工学研究会さんですね。
その音響がないと声も届かないので本当にありがたいです。
あとレガッタとアメフトも放送研究会の方に手伝っていただいてるので、とても助かっています。

 

――応援指導部ならではの伝統などはありますか。学ランは購入しているのですか

1年生は入学したあとは、部の学ランを貸してもらっています。1年の夏合宿を終えた時点で正部員になるんですけど、そうなったら自分の学ランを着ていいということになるので、そこで学ランを作りに行ってます。名前を入れたり、4年になったら役職を入れたりします。毎年買う人もいますが、自分のこれは2年生の時に作ったものです。今はまた役職の入った学ランを(作っている)という感じで、先輩からもらった学ランを着る人もいます。受け継がれているものはすごいものだと10年20年経っていますね。

 

――リーダー部あるあるありますか。

変な伝統は、今はなくなってきているんですが、あえて言うなら「先輩にLINEをしてはいけない」(笑)。意図としては、目上の人にLINEをするというのはあまり社会で見てもふさわしくないかなという見方があるからですね。メールでやり取りをするという伝統が3部門でありますね。
それから「SNSでつながるのが駄目」というのは自分たちだけですね。変な意味での上下関係ではないが、部活の上下関係があるのでSNSでつながるのはあまりよくないという伝統があります。なので卒部すると同時に下級生に一気に友達申請します(笑)

 

――野球の応援が一番盛り上がるイメージだが、中山さんから見てこのスポーツもすごいぞというのはありますか。

サッカーはすごいです。塾生もすごく来ますし、唯一お酒を飲みながら応援ができる早慶戦です。こちらとしてはお酒を推奨してはいないのですが、禁止されてもいないので。
学生が楽しそうだなというのが応援している側から見て思いますね(笑)

 

――個人的に好きな応援はありますか。

驚かれるかもしれませんがヨット部の応援もしていて、つい先週も応援に逗子まで行ってきました。結構珍しいんですが、リーダー部はヨット部の方と一緒の宿舎に1泊か2泊します。応援というのも、出艇応援と海の上での応援があります。後者はヨット部のOBの方々がクルーザーを出してくださるので、それに乗せていただいてます。拡声器を持ってレースの合間とかに若き血とかを流して応援します(笑)。これやってるのは慶應だけで、すごく楽しいところですね。

 

――船酔いする方いないんですか(笑)

やっぱり、波が荒れてる時とか本当にすごいので相当船酔いします(笑)。

 

――今年の新入生は多いですか。

リーダー部は今9人います。 
9人残っているのは相当大きいですね。
現役は4年生が6人で、3年生が4人、2年生も6人しかいないので、9人残ったのは結構うれしいことですね。

 

――アメフトの試合を見に行ったのですが、1年生初々しい感じでしたね(笑)

そうですね。
こんな感じだったなって思いだしますね(笑)

 

――部員に言いたいこととか思っていることはありますか。

辛いことが結構多くて自分が何で部活やってるんだろうって迷うこともあると思うんですけど、やっぱりその中で楽しさっていうのも見出してほしいなと思います。
応援活動もそうですし、吹奏楽とチアに関して言えば定期演奏会も一つの節目として皆やりがいを持ってやっているところではあります。
また、今辛いから悩むっていうのはあると思うけれど、自分も4年生までやってきてこの部活に入ってよかったなとか楽しかったなとか思うことはあります。
楽しんで続けてほしいなというのはありますね

 

――傘下団体で興味のある団体はありますか。

三田祭実行委員会には、1年生の時興味がありました。
三田祭自体もここ数年、司会を頼んでもらったりしていて、もっと応援指導部としてかかわれることがあったらなとか思いますし、今の時期何してるんだろうなとか気になりますね。
また、三田祭実行委員会の考えたイベントに出させてもらったり、個人的につながりもあります。
去年は三田実との飲み会もあり、「三田実VS応援指導部 どっちが飲みが強いか」みたいなのもありました(笑)。
楽しかったですね。三田実強かったです(笑)

 

――全塾に関して思うことはありますか。

南さんの意見で、先月の議会で「会議っていうものをただ予算申請の場ではなく、もっと慶應をよくするような話し合いをできれば」というのを言っていました。
そう言ってくれたというのが結構うれしくて、自分もはじめは会計の仕事でただ言っていたという感じが強かったですが、本当にそのような場になってくれたら、自分たち応援指導部はもちろん、他の団体にとっても塾生としてよりよい生活を送れるような何かを発信できればなと思います。

 

――南さんは方法について考えているが、いい案ありますか。

まずはやっぱりあの場に、いろんな人に来てもらうのが一番です。
そのために何をするかっていうと、ただ呼びかけるだけでは来ないと思うので、何か一つあの場でよいものを生み出して、他の団体も巻き込んでいけたらいいなと思います。
応援指導部はいろんなサークルとかかわりを持っているので、その手助けができたらなというのは強く思っています。

 

――財務について質問はありますか。

今リーダー部会計についていて毎月行かせていただいています。
財務監査がないと、学校からの信頼が得られないのでありがたいなと、その一言に限りますね。
確かに堅苦しさみたいのは感じます(笑)。
代交代の12月のみに行ったのですが、その時いろいろなことを話してちょっとはお互いのことを知れたので、財務の方々も他の団体と密な付き合いができればいいのかなとは思います。

 

――今後代表としてどのように活動するのでしょうか

「初めて来た人でも楽しめる応援席」というのはずっと掲げています。
最初の応援歌とかわからないと思うんですけど、初めて来た人たちにもわかりやすいような応援を心掛けています。
皆で一緒にできるような応援席、というのを作っていくというのが目的です。
最初は来づらいかもしれないですが、一回来てもらって何か楽しいな感覚を思ってもらえたらいいなと思いますね。

 

――塾生に一言お願いします。

塾生代表の南さんが言っていたことでもあるんですけど、「慶早戦を世界に誇れるものへ」っていうマニフェストを掲げていましたよね。
それに関して同感でして、ここまで学校全体を巻き込んでスポーツの応援をするところってやっぱり早慶しかないんです。 塾生になったからには、神宮球場に来て一緒に若き血を歌って、慶應の良さってものを感じてもらいたいなと思います。

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過去の記事

一人一人が塾生の意識を

2019年1月9日、三田部室にて 選挙管理委員会 委員長の川原悠希さんにインタビューをさせていただきました。

____概要と構成を教えてください

選挙管理委員会は、塾生代表選挙が円滑かつ公正に行われることが一番の目的です。

上部団体から選ばれた8人のメンバーで構成されています。

____今年度の塾生代表選挙が1月に延期になったいきさつを教えてください

延期をするつもりはなかったのですが、諸事情があり前の選挙管理委員会の方々がガバナンスの理由や予算の問題を提示され、選挙の早期実施は不可と決定したために延期となりました。11月30日に行われた全塾協議会定例会で話し合った結果、現状を問題視し、改善することにしました。

仮に4~5月に延期したとしても、今度失敗したら次はもうないというリスクがあります。早期に行う策を策定するなかで、当時の選挙管理委員会の方々が辞任の意思を示したため、選挙管理委員会を12月4日に新しく発足しました。

しかし、12月中は手続きの関係で実施は不可能だったので、1月に実施することにしました。

____今年はweb投票になりました。その実施に至ったいきさつを教えてください

正直なところ、個人的には電子投票が100%良い投票方法であるとは考えていません。しかし前の選挙管理委員会がほぼ電子投票ができる段階までに準備を整えていたため、それを引き継いで今年はweb投票にしました。

電子投票以外の方法でもかなりの準備が必要で、それ相応の人員が求められます。その部分で、(延期となった選挙での紙利用は)難しいと判断しました。選挙を実施するという事を前提とした場合、今回は電子投票のほうが確実だと考えました。

____考えられる問題はありますか

特定の候補者に票を入れることを強制する行為は、webにしたからといって防げるものではないと思っています。その対策として、あとで投票先を変えられるようにしました。

しかし、紙投票と電子投票のどちらがいいかというのは、個人個人の価値観によって変わってしまいます。結局、投票先を変えることができるとしても、強制されたという事実は変わらないので、議論の余地があると思います。

____紙投票とweb投票の並行は難しいですか

できなくはないと思いますが、時間や人員の問題上、手間も倍になってしまうため今回は電子投票に振り切りました。今までの紙投票では学籍番号で認証を取っていたのですが、今年の電子投票ではkeio.jpのアカウントで認証を取るシステムなので、システムとしては完全に別物です。電子投票と紙投票を並行させることが可能かどうかの技術的な問題は、実際に行っていないのでわからないです。

____SFCではkeio.jpが浸透していないようですが、その点はどのように対処しましたか

SFCでも他の学部と同じようにkeio.jpから投票ができるようにしました。大学からの主な重要事項はkeio.jpを通じて配信されているので、それを利用するしかないと判断しました。SFCは普段keio.jp以外の独自のシステムを使っていますが、時間的な問題もあり今回の選挙期間までに準備するというのは難しいと判断したので、どの学部にも共通して使われているkeio.jpを利用することにしました。

____以後、SFCのシステムに合わせたものを作ることは考えられますか

難しいと思います。

現行のシステムは、それを作った前の選挙管理委員長しか知らないので、変更を加えることが厳しいと思います。

____web投票に関しては、低い投票率を改善する手立てになりうると考えられるのですが、どのように捉えていますか

あまり投票率を改善する手立てとは考えていません。

web投票にしても、その存在を知らなければ投票はできないし、意思がなければ投票もしないと思います。Webにしたから投票率を上げられる、ということよりも、投票がいかに重要か、その存在自体を認知して投票をしてもらうことがまず重要であると考えます。

____低い投票率を改善するため、他団体との協力はありましたか

今年は嫌がらせのように結構やっていました(笑)

全塾傘下の団体はもちろんですが、今年は独立団体や未公認団体の方々にもより塾生代表選挙の存在を知ってもらおうと考えました。

文化団体連盟さんと協力して、学生ルームの扉に選挙ビラを貼ったことは今年で初めての取り組みです。日吉の塾生会館の一階にも貼っています。学生が見るところに重点的にビラを貼っていく取り組みは、例年と異なる点です。

また、オリエンテーション実行委員会さんにお願いして、12月22日にあったオリエンテーション総会の場で宣伝をさせていただきました。さらに、オリエンテーション実行委員会さんのメーリングリストを通じて選挙の宣伝を行ったり、全塾ゼミナール委員会さんにお願いして、委員会さんからゼミのほうへ情報を流してもらい、さらにゼミ員に伝えてもらったりしました。

様々な他団体さんにご協力していただき、とにかく多くの人たちに選挙の存在を知ってもらおうということに力を入れています。

____塾生に向けて一言お願いします

塾生代表選挙の認知度の低さについて、塾生代表の存在自体や役割が知れ渡っていないからという理由があります。

毎年一人750円ずつ徴収されている以上、やはり私たちの方から情報を提供する必要性もありますが、自分たちからも代表や団体の情報にアクセスしてほしいです。塾生自身に慶應生の一人として興味を持ってもらいたいな、と思います。

____全塾協議会の印象と課題をお聞かせください

まずは知名度の低さだと思います。

「塾生のために」という文言でお金の使い方を考えてはいますが、その塾生は何人の塾生なのか、どれくらいの人たちがその存在を知っているのか、というのは大きな問題だと思います。

昔の自治会制度が崩壊し暫定的に存在しているのが全塾協議会と言われているため、そもそも全塾協議会には正当性はないという考え方もあります。全塾協議会の在り方に正当性を出すために塾生代表をたてたものの、10%しか投票率がありません。

その知名度の低さの問題には、まずこちらからのアクションが足りていないという事に加え、時代の流れも影響していると思います。塾生のやりたいことが多様化しているこの時代に、全塾協議会でその多様性を抱えきれなくなってしまったのだと思います。そのなかで私たちは、直接的に関係ない塾生たちにどのように福利厚生の側面から関わっていけるのかを考えなければいけません。

もう一つは、全塾協議会が塾生への働きかけを義務感からしているというよりは、やらざるを得ないからしているという部分があるところです。そういった曖昧な部分を整理する必要があると思います。

議会が存在する意味を知ってもらうと、全塾協議会に賛同してもらえる方が現れるのかなと思います。「生徒会」らしいところがあると煙たがられてしまうので、そうではない部分を広めていくといいと思います。

____ありがとうございました。

塾生に「交流の場」を。

2019年1月9日、三田部室にて 全国慶應学生会連盟 川原悠希さんにインタビューをさせていただきました。

____団体概要をお聞かせください

全国慶應学生連盟は2018年で70周年を迎えました。昔はSNSも発達しておらず、上京して独りぼっちの人が多かったので、そのような生徒を対象に集めた、というのがこの団体の起源になります。

様々な地方出身の方々とのつながりを慶應の中で発展させよう、という考えが根本にあり、三田祭などで地方の名産やイベント企画などを出店しています。例えば徳島学生会では、関東の大学で集まって阿波踊りを行うイベントなど、学生会が主体となって活動しています。

学生全体の3割しか地方の人がいない上、最近はSNSでも繋がることができるので、活路が狭まってきていますが、三田会との連携をとるなどもしています。

また、慶應義塾のために活動している団体でもあるので、今年から「入学センター」との関わりを始めました。

____全体としての所属数はどのくらいになりますか

所説ありますね(笑)

全国慶應学生連盟は認知度がある意味での会員数ともとらえられるので、正直なところはわからないですが、LINEの登録数はおよそ340人です。ただ、そのLINEに登録していなくても学生会に所属している会員やイベントに現れる会員もいるので、正しい数はわからないです。340人以上は所属していると思われます。

____地域や都道府県別の学生会などの区別はどうなっていますか

地域や都道府県別にはそれぞれ存在しています。ですが、最近は地方生の減少を受けて統合の動きを進めています。それでも、三田祭などのイベントによく出店する栃木や徳島は、都道府県別の学生会としてはかなり活発に活動していますね。

____日ごろからの活動はなにかあるのでしょうか

定期的に何かをやる、というわけではなく、あくまで「交流の場」を提供するのが団体としての目的です。

そのため、日ごろの活動は慶應義塾大学からくるアルバイトの斡旋が多いです。共済部さんとは違い、通信教育部のアルバイトやオープンキャンパス関連のアルバイトなど塾内でのアルバイトが非常に多いです。それ以外は、イベントごとで出店したり、連合三田会に参加したりしています。また、他大学との交流もあり、最近では早稲田大学と合同でクリスマスパーティーを開きましたね。

____去年、創立70周年を迎えたということで、それを記念して何かを行いましたか

2018年8月4日に、塾長をお招きして三田キャンパスの南校舎カフェテリアで70周年式典を開きました。参加者はOB・OG含めて80名ほどで、大坂から90歳くらいになる方がお越しになるなど、幅広い世代の方々と執り行いました。

____現状の課題などはありますか

先ほども触れたのですが、やはり地方生が3割しかいないということですね。その3割には関東も含まれているので、その割合が減ってしまうと団体としてのアイデンティティが失われかねないのが非常に大きな問題です。

また、SNSの存在が大きくなったことです。それによりつながりや交流を全国慶應学生連盟にわざわざ求める必要性を感じなくなってしまう点も問題視しています。

____地方向け、ということは東京を含まないのですか

入れますよ。オープンです(笑)

極端なことをいうと、東京の人が地方の学生会に入っている場合もあります。東京や神奈川でもそれぞれの学生会はありますが、例えば、身内のルーツが地方にあるのでそこの地方学生会に入る、など自身の出身に関係なく加入している方もいます。仮に関東の人が出身とは関係のない地方学生会に入っても地方学生会が排除する感じではありません。

____興味があるだけでも入れるものなのですか

入れなくはないと思います。ただ、その学生会が受け入れてくれるかは学生会によるって異なるので、必ずしも入れるとは言い切れませんね。例えば、関西学生会ではかなりオープンな風土もあるので大丈夫だとは思います(笑)

____関西の規模はかなり多い気がしたのですが

関西の規模が一番大きいですね。東京より西だったら『関西』というような認識はありがちですし(笑)

___関西学生会独自でやっていることはありましたか

かなり飲み会が多かった気がします(笑)

____ちなみに、北海道はありますか

あるのですがどんどん衰退していますね。

個人的な考えではあるのですが、「○○出身」というくくりで考えるのは古いのかなと思っています。出身地を大切にしたり、話題にしたりすることは良いとしても、「出身地」という区切りで活動していたらいつまでも保守的になってしまうかもしれないと感じています。

____加入方法を教えてください

SNSやホームページを通じてですが「入りたいです」って言えば入れることができます(笑)

やはり年度変わりには、加入数は多くなります。新入生だけでなく、在校生もいます。情報が流れるサービスなので、学年によって何かが変わるということはありません。

____会費は発生しますか

基本的には0円です。

個々のイベントではお金がかかりますが、年会費は徴収していません。

____塾生にむけて伝えたいことはありますか

団体の目標は「塾風の宣揚」と「地域文化の向上」、「塾生相互の親睦」の三つで、おそらく全塾協議会に所属している上部七団体に共通することだと思います。

独立団体に所属している学生が、全国慶應学生連盟を含めた上部七団体にかかわる機会が少ないのが現状だと思います。体育会が怖そう、と我々が思うのと同じように全塾協議会や全国慶應学生連盟にも実情に反したイメージがついているのだと感じます。

実際のところ、全国慶應学生連盟は上部七団体の中では一番入りやすいと思います。全国慶應学生会連盟に入会すると、意外にも慶應のことをより深く知ることができるかもしれません。塾内には多くの団体があり、塾生の団体とのかかわり方はさまざまであると思います。全国慶應学生会連盟のような、人とのつながりを大切にして、慶應を体感する組織に所属するのも非常に面白いかと思います。ぜひご入会お待ちしてます。

____ありがとうございました。

 

塾生の”全力”を支える

2018年10月30日、三田キャンパスにて三田祭実行委員会 委員長の馬場 永希也様(写真 左)にインタビューをさせていただきました。

 

_____団体の概要を教えてください。

「第60回三田祭委員会」が正式名称で、11月に行われる三田祭を作り上げる活動をしています。委員200人で20万人規模の学園祭を運営して、基本的には裏方の業務を行っています。
特徴は4年間活動を続けるところ、赤法被がもらえるところ(笑)です。
来場者からの目線、塾生からの目線、僕たちからの目線を引き合わせて学園祭を作り上げていくという感じです。

 

_____60回目の三田祭に合わせた年間スケジュール、どういった時期に動いているのかを教えてください。

まず、12月初旬から次年度に向けた活動を始めています。12月の時点では、3学年合わせて150人になのですが、その全員が12月からフル稼働というわけではないです。9つの部署に分かれて活動するのですが、そのうち4つの部署が12月から動き始めます。そこから11月までハイペースで進みます(笑)

 

_____では本当に1年間通して動いているんですね。部署というのは具体的にはどうわかれているのですか?

9つの部署のうち、一番三田祭に関わる4つのメインの局は一般企画局・本部企画局・広報宣伝局・渉外局です。
一般企画局は運営、テントの立て方だったり参加団体対応であったりを行います。本部企画局は学園祭での企画を行って三田祭をより良くしようということです。広報宣伝局は実際の三田祭の広報を行います。そして渉外局は企業から協賛金をいただく、といった形です。
ちなみに2・3・4年生で1つの部署を構成しています。1部署は大体30人程度です。1年生はどこの部署にも所属せず、三田祭が終わった後入局ということになっています。三田祭前、10月ごろに行きたい部署の希望を取って、三田祭の後にもう一度取って、局調整会で一人一人納得するまで話し合って決めます。勿論枠があるので、こぼれてしまう人もいるのですが、誰しもが納得した形で終われるようにしています。

 

_____それぞれの学年の業務や役職はどのようになっていますか?

2年生が一番大変な時期で、実働が多いため、3年生4年生がサポートしつつやっています。
委員長は4年生、委員長補佐は3年生がやっています。2年生が実働で三田祭の基盤を担っていて、1年生は装飾など、三田祭の基礎を学ぶ時期です。
各局も4年生がトップで3年生が補佐をしています。補佐の3年生は4年生に実質つきっきりになって、学ぶことを学ぶという感じです。基本的には階段的に、補佐が次年度のトップになります。

 

_____では三田祭自体の話になりますが、今年のメインテーマを教えてください。

義塾の精神である「独立自尊」を体現するという中で、僕たち委員それぞれが理想の三田祭を持っていて、理想の三田祭に対して何ができるか―たとえばより良い運営、より良い企画、企画の中でこうすれば理想に近づく―という形で行っています。委員一人一人がそれぞれのテーマを持っています。
とはいえ、委員の中で組織としてのテーマはあります。今年は60周年記念なので、「歴史に残る三田祭」がテーマになっています。それに向けて委員一人一人が、何ができるか考えて、先ほど言った4局の局長であったり各部署の部長であったりと一緒にそれぞれ目標を立てつつ頑張っています。

 

_____なるほど、各自どうしたいか、という理想がある中で動いて三田祭を作り上げるということですね。では例年の三田祭の様子についてですが、規模などはどのくらいですか?

来場者数全体だと20万人規模で、実際に参加している出展団体は410団体程度です。参加塾生、つまり参加団体の構成員全員の人数は1万5千人です。

 

_____4日間だと土日の来場者数が多いんでしょうか?

そうですね、でも今年は金曜日が勤労感謝の日なので金・土・日がやはり多くなりますかね。

_____フィナーレに近い時間になると通路も人でいっぱいですよね。

僕たちも裏でずっと今どうなってるの?みたいな感じであたふたして(笑)、インカムをつけた上級生がずっと「流れてくださーい!」って声かけて(笑)

_____お疲れ様です(笑)

それが楽しくてやっているので(笑)

_____本祭期間、4年生や特に委員長さんはどのように動いているのでしょうか?

4年生、特に僕は本祭中は本部にずっといて、大学から借りているキャンパスすべての鍵の管理を第一の使命としてやっています。誰に貸しているのかなどを全部把握しつつ、誰がどこに入っているかというシフトの管理をしたり、警備に回ったり、ですかね。

 

_____現状の課題はありますか?

三田祭に対する課題、大きな課題はあまりないのですが、各局・各部署での小さい課題はあります。やはり組織を運営することに対する課題はありますね。
6,7年前までは3,40人が定員だったのですが、本祭での業務が増えたということを受けて4,5年前に定員を50人に増やしました。それによってここ数年で入ってくる委員の人数が増えたので、その200人という大きな組織の運営に当たって、僕が皆を巻き込めているのか、各局2・30人の中で全員がフル稼働しているか、というのが課題だと思います。
―話がそれますが200人のシフトを作るのは大変です。それもまあ楽しいんですが(笑)

 

_____どのような広報活動を行っていますか?

まず三田祭自体の広報と、協賛金を得るための広報の2つに分かれています。
協賛金を得るための広報は渉外局が司っていまして、OB会であったり、日吉で開かれる連合三田会大会で名刺交換を行ったり、という地道な部分ですね。それと日吉界隈、三田界隈の方々に、三田祭があって宣伝したいので、と言って広報するなどですね。
三田祭自体の広報は広報宣伝局が司っていて、パンフレット・ウェブで大きく分かれています。それに加えて、今年からアプリも出ます。独学で学んだメンバーがいて、その子が作ってくれました。あとは前夜祭の広報もあります。今年はUBERworldさんをお呼びすることができました。前夜祭も三田祭の広告塔です。

つまり広報のメインは4つ、パンフレット、ウェブ、アプリ、そして前夜祭ですね。

ちなみに前夜祭は三田祭と枝分かれして運営していて、僕も兼任での運営として前夜祭の中では委員長ではなく下っ端として働いています。
200人の中から1年生を抜いた150人が前夜祭と三田祭で兼務して動きます。本祭とは関係なく、全く違う業務を担当することもあります。

 

_____ほかのキャンパスの文化祭実行委員会とのかかわりはありますか?

一切ないです。昔は「六慶祭」というものがあったようで、おそらく慶應の6つある学園祭が連合していたのだと思うのですが、今は全く交流はないです。
ただ、出店する側の立場に立つ勉強という目的で、2年生がSFCの七夕祭に出店しています。2年生は本当に忙しいですね。

 

_____委員長として心掛けていることや行っていることがあれば教えてください。

先輩から引き継がれていることがありまして、僕は「“三田祭に対する心がけ”と“三田祭実行委員に対する心がけ”は違う」と教わっています。
まず三田祭実行委員会での委員長の心がけについてですが、もちろん委員長は委員会の顔として、スポットライトを受けることが多いんですね。でもその中でもやはり仕事をしていて活躍しているのは委員であって、だから僕は委員長でありスポットライトを浴びながらも、その頑張っている委員たちを陰から後押しするような委員長になることを心掛けています。委員の活躍にちゃんとスポットライトが当たるように、いろいろな企画をサポートしていこう、ということの心がけはしています。
三田祭に対しての心がけは、委員長の僕が、というより三田祭実行委員会全体が心掛けていることになると思います。三田祭に対する誇りというものはもちろんありますし、出店してくださる団体・塾生の皆が本当に限られた学生生活の中で全力をかけてきたものを披露するわけで、それを一番やりやすい環境を僕たちが提供しないといけないという使命、心がけは持っています。
塾生1万5千人がそれぞれの学生生活を送る中で共通する通過点が三田祭であって、その人たちがやってきたことに誇りを持って発表できる場を僕たちが作らないと駄目だ、と思います。

 

_____団体の構成員や下の代に伝えたいことはありますか?

難しいですね。
後輩に伝えたいことは、学園祭の“本質”です。
“本質”と言うのは僕たちにしかわからないことで、それは先ほど言ったように、“学園祭は参加してくれる1万5千人の塾生たちが4年間しかない学生生活の中で全力を披露する場である”ということです。そこからずれること、例えば実行委員会本位の三田祭になってしまうことは(あるべき姿とは)違います。塾生の集大成を僕たちは支えなくてはいけない、それを忘れないでほしいなと思います。

 

_____最後に、記事の読者に伝えたいことはありますか?

第60回三田祭が11月22日から25日にかけて行われます。その4日間の非日常は1年にそこしかないので、その非日常をぜひ味わいに来ていただければ、僕たちとしてはとても幸せです。

 

_____ありがとうございました。

第60回三田祭HP https://www.mitasai.com/

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関連して、団体の構成や役職についてもう少しお聞きしました。

 

_____ちなみに委員は200人ということでしたが、構成はどのようになっていますか?

各学年50人、男女は25人ずつです。

 

_____その各学年の50人は皆さんやめてしまうことなく4年生まで続けているんですね。

皆とてもモチベーションが高いので、僕たちの中でほとんどやめることはなく最後までやっていますね。

 

_____次の役職、委員長などはいつ決めるのですか?

11月下旬、本祭終わったあと12月初旬までに執行部選挙がありまして、同期の中で決めるという形です。同期50人で集まって、その3年生の代だけで決めます。

 

 

これでインタビュー内容は以上です。

信濃町キャンパスの魅力を発信する


2018年10月18日、四谷祭実行委員会の井上洋輔様(委員長、写真前)と小池久貴様(副委員長、写真後ろ)にお話を伺いました。2018年度の四谷祭は11月3日(土)、4日(日)に開催されます。

——四谷祭実行委員会の活動内容を教えてください。

井上「四谷祭実行委員会はその名の通り四谷祭を実行する委員会です。四谷祭は信濃町キャンパスの学園祭のことで、信濃町キャンパスを使う医学部の2年生から6年生、看護医療学部の3年生が集まって学園祭を開催しております。実は四谷祭の歴史は古くて、三田祭に次ぐ伝統を誇っています。三田祭に次ぐ規模とはいきませんが、独自のものをこぢんまりとやっている学園祭です。」

——今年の四谷祭の特徴を教えてください。

井上「今年のテーマは、New Gateです。他のキャンパスは教育と研究が中心にあって学生がその双方に関わってくることが特徴だと思います。しかし信濃町キャンパスの場合は教育と研究と医療というのがあって、その『医療』の部分に学生はそこまで関わらない。この『医療』という部分を、四谷祭としては独自性があるものとして打ち出しています。

例えば小池がおなか痛いとかめまいがするとか言ったとします。そしたらその人の症状とかを見ながらその人の病気を探っていく臨床推論を企画で行います。また研究室オープンにて信濃町キャンパスにあるいろいろな研究室を一般開放していただきます。信濃町キャンパスではオープンキャンパスがないので、代わるものとしても受験生相談をやったり研究室オープンをしたり、それに加えてコンテストのような普通の学園祭の要素も取り入れているのが四谷祭の特徴です。」

——芸能人を呼ぶことはありますか。

井上「今年はやっていませんね。ただ今年ノーベル賞でがん免疫療法が話題となりましたが、 信濃町キャンパスに日本がん免疫学会の理事長の先生がいらっしゃるので、特別講演としてがん免疫療法の今後の展望等をお話ししていただける本当に貴重な場を設けることができました。他にも、教授陣による最新の研究の話や研究者としてのロールモデルを構築できるような、講演会も企画しています。」

——研究室オープンについて詳しく教えてください。

井上「フォームを通して予約した研究室を訪問できます。 みなさんが興味のある所を回ることが出来ます。定員も研究室次第です。」

小池「研究室のなかで10個も集まっていただいています。基礎医学と臨床医学の両方の研究室が協力してくれています。」
井上「それぞれの研究室が 最先端の研究を披露してくださります!!」

——毎年の様子を教えてください。

井上「来場者数はだいたい1500から2000人くらいです。盛り上がっているのはやっぱり医療系ですね。受験生相談はもちろん人気だし、他にも臨床推論企画や研究室オープンは毎年すぐに埋まります。学内ならコンテスト系が盛り上がります。」

——準備、運営の上で苦労しているところ・気を付けていることはありますか。

井上「キャンパスの都合で16時半以前に装飾等ができないんですよね。前日(金曜日)の16時半から装飾等の準備を始めて、日曜日の本祭が終わったら翌日月曜日の朝から病院が平常運転で始まるので、すぐに片づける必要があります。」
小池「病院の中にあるキャンパスなので、その点特徴的ですね。」

井上「また信濃町キャンパス自体特殊ですし、学生数も少ないですね。キャンパス内の学生数自体が、ぜんぶで600人ほどしかいません。こういう少ない人的資源と場所の制約の中で、この度41回目を迎えられるということをかみしめています。」

小池「慶應病院にゴールデンウイークから新しい病棟が建ちました。四谷祭で使用する予定のところに近いので、患者さんへの配慮が必要となります。」

——現状の課題とそれに対する対策を教えてください。

井上「うちは規模が小さいしステージは室内なので雨の心配はないです。非常に大切なのは慶應医学部で学園祭をすることが社会全体にとってメリットになることです。」

小池「今年は四谷祭としてマジシャンの人と一緒に小児科の病棟にいって患者さんにもいい思い出を作ってもらうことができるので、これは実現できてよかったなと。」

——委員長として新たに行なっている取り組みはありますか。

井上「今までやっていたモデルが今回の慶應の新病棟というキャンパス再編事情によって一回リセットされたので、継承すべきものは継承して、新しくすべきものは新しくして、また次の何十年先のための仕組みを作るというのが今年していることですね。」

——広報活動はどう行なっていますか。

井上「ホームページとポスター、ツイッターですね。主にSNSで行っています。」

——下の代や他のメンバーに伝えたいことを教えてください。

井上「四谷祭は規模が小さい分、自分がやりたいことができます。あと信濃町キャンパスは世界の最先端を行くキャンパスであることは間違いなく、知的な魅力に溢れています。それを自分がどう活かすか、信濃町キャンパスの中にあるたくさんの魅力を拾い集めて、これが信濃町キャンパスのいいところですよっていうのを対外的に発信できる人がいると、信濃町キャンパスの魅力はより高まっていくのかなと思います。そういうことをやりたいなっていう人がいたらぜひ参加して欲しいですね。また多くの委員が6年生までいるのでわからないことがあれば聞けるやりやすさはあると思います。」

——最後に特に伝えたいことを教えてください。

井上「四谷祭は信濃町キャンパス全体としては唯一の対外行事であり、最先端の医療も見られるし、医学部生や看護医療学部生の等身大の姿も見られるので、ぜひ来てください!」

——ありがとうございました。

井上、小池「ありがとうございました。」

 

 

 

 

 

 

さらに『信濃町キャンパスあるある』も教えていただきました!

井上「あるあるしかないよ(笑)。縦のつながりが強いため見たことある人が多く、ほぼ全員顔は見たことがあります。医学部体育会があってそれがメインで動いている人が多いです。文化団体としては医療系の団体が多いです。」

小池「あと、全部の教室に院内救急内線がついていて、廊下にも教室にも内線電話が張り巡らされています。」

井上「信濃町キャンパスあるあるは、本当にたくさんあると思います(笑)。」

ここからは、全塾協議会に関するインタビュー内容です。
――団体から見た全塾協議会の課題

井上「信濃町キャンパスに一回ぜひ来ていただきたいですね、雰囲気が全然違うので。研究所でもあって病院でもあるからキャンパスと医療現場が入り混じったモザイクさを感じてもらいたいです。あと全塾協議会は知名度を上げることを課題としていると思います。私自身そこまで知名度は高くなくていいと思っています。大学では個人の自主性を重んじることが大切だと思いますが、全塾協議会の知名度が上がるということは皆が全塾協議会を意識して行動することになる訳で、それは避けるべきだと思います。それよりもっとキャンパスに対してより良い影響をもつことを意識することが大事ではないでしょうか。慶應全体を見て課題があればそれを広く共有して、全塾を巻き込んで課題の解決を目指していく活動を重視すべきだと思います。全塾協議会自体の知名度を上げるというよりは、いまある課題を整理して義塾全体に問題提起する司令塔としての役割を意識するといいと思います。」

小池「信濃町キャンパスに一回来ていただきたいです。救急車も通るし、すれ違うのは社会人ばかりです。本当に職場の中にあるというイメージをもってもらうといいと思います。」

――団体の構成や代交代について教えてください。

井上「代交代は例年1月です。委員長は委員内での選挙で選ばれますが、信任投票になることもあります。部署は、本部企画局という委員中心で行う企画をする部署、一般企画局という外部からの 企画を募る部署、医療企画局という医療系の企画をする部署、オープンキャンパス系の企画を担当する部署や広報局、財務局、総務局、装飾局があります。全ての部署が一年間動き続けなければ回らないというわけではなく、夏くらいから動き始める人が多いですね。大まかな予算やだいたい何をするかとかは決めておいて、中身を 決めて実際動くのは9月、10月になります。」

――他のキャンパスや他の団体とは交流はありますか。

井上「信濃町キャンパス内では交流はあります。他学部との関わりはあまりないですね。」

これでインタビュー内容は以上です。
全塾協議会事務局では、四谷祭訪問を予定しており、その様子はTwitterで公開いたします。そちらも合わせてご覧ください。

 

キャンパスの”良さ”を発信する

9月20日、日吉キャンパスにおいて矢上祭実行委員会の本村壮太さん(委員長、写真右)と秋祭実行委員会の鈴木博子さん(委員長、写真中央)・中山貴仁さん(財務、写真左)にお話を伺いました。

 

————団体概要について教えてください。

鈴木(秋)「秋祭りは、今年は10月13日の土曜日に1日開催されます。今年のテーマは『池と花火と、それから私』で、『池』はみんながよく集まる鴨池というSFCの象徴を、そして『花火』は今年力を入れている秋祭の最後に上がる花火を表しています。また『私』は、実行委員はもちろん、ご協力してくださった方々、参加団体の方々を表しました。そして今年のコンセプトはSFCの良さを発信していこうという意味を込めて『SFCを発信する』となりました。」

本村(矢)「矢上祭実行委員会は、理工学部生だけで構成されていて、今年は委員数約300人を数えます。今年の矢上祭のテーマが、『カーニバル』となっていて、普段は物静かに研究がなされている、固いイメージのある矢上キャンパスを、老若男女が当日だけは心踊るようなカーニバルのような楽しい場所にしたいというコンセプトのもとやっています。一貫した矢上祭の特徴は、理工学部生が来場者に理工学の楽しさを伝え、理工学に親しみを感じてもらえる祭を作り上げるということです。」

 

————今年の特徴的な企画について教えてください。

鈴木(秋)「今年は鈴木愛理さんというSFC出身のアイドルの方を呼んで、SFC時代の経験や、SFCの良いところを、トークショーしていただいたり、最後に歌って頂いたりします。また今までは開閉会式がなく、自然と始まって自然と終わっていたのを変えるために、今回は開会式と閉会式を行います。花火へのボルテージをあげるために場所を設け、希望者は花火打ち上げの前に線香花火をすることができるという企画も考えています。そしてMsコンテスト・Mrコンテストにも今年は力を入れています。さらに受験生向け企画をやります。もちろんオープンキャンパスなどもありますが、看護医療学部も含めてSFCなので、看護の子達の話も直接聞ける場を設けたいと思って、企画をやっています。また去年から、国際交流企画というのもしています。SFCにはGIGA生という秋入学の人たちがいて、その人たちは一般の子とあまり関わる機会がありません。そこで、そのGIGA生の子たちと関わりができるきっかけになったらいいなということで、言語系研究会に屋台をやっていただき、教室企画で、この国ではこういうことがありますという紹介や、こういうゲームがありますよという紹介を秋祭が主導してやっていきます。」

本村(矢)「例年有名人をライブで呼んでいますが、今年は青山テルマさんをお呼びします。そしてゆうこすさんのトークショーもやります。今年は理工学部のオープンキャンパスがなくなってしまったので、理工学部の良さを高校生に知ってもらう機会を矢上祭が学校に代わって提供していきたいということで、学校と前々から連携をとって、研究室ツアーを過去最大の6研究室3ツアー行う予定です。相談会も例年やっていましたが今年は教授の方も1人お呼びして、その方がお話しする時間も設けました。学校から研究室に声をかけていただいたことで、展示だけでなく実際に研究室に行く機会を設けることができました。」

 

 

————毎年の祭の様子を教えてください。

鈴木(秋)「例年2日開催だったのが去年から1日開催になり7000~1万人が来場します。SFC関係者だけでなく、SFCに興味を持ってくださる近隣住民の方もいらっしゃいます。祭のなかで一番盛り上がるのは第一ステージです。中でもダンスサークルW+I&Sの夜のステージが盛り上がっているように思います。他にもK.O.E、ロッ研などのサークルも公演を行なっています。もちろん花火も盛り上がります。」

本村(矢)「例年来場者は1万人前後で去年の来場者は10279人でした。今年は15000人が目標です。例年来てくださるのが、地元の子供の方が多いため今年は中高生にターゲットを絞ろうということで、塾にビラを配布したり、大学と掛け合って慶應の内部高校の説明会に参加させていただいたり、自分も母校に講演に行ったりしています。慶應生向けビラも9月24日から5日間日吉と矢上で配ります。例年、2日目の夜の花火が人気でリピーターもいます。会場の前に、何十メートルも列ができたりグラウンドもいっぱいになったりするほど盛り上がります。」

 

————現状の課題はなんですか。

共通「雨。間違いなく雨です!」

本村(矢)「2年間今までやってきて、どっちか1日、雨が降ってしまっていました。去年は準備日が雨で大変で、ドロドロの状態で机やイスを運び、眠れない状態が続く中で本祭を迎えました。雨が降るとそのせいで、来場者も減ってしまいます。1年間来場者を増やすために頑張ってきたことが、雨で崩れるかもしれないという怖さがあります。」

 

————委員長として行っている取り組みを教えてください。

鈴木(秋)「基本的には実行委員の皆のやりたいようにやってほしいと考えています。そのため企画などで、皆が思いついたことを実現するにはどうしたら良いか考えています。また他の局やメンバーを知るため、『イベント事務局』を作りました。そこが、BBQ大会を企画しています。また、学祭の前にやる決起会にあまり人が来てなかったので、人を呼んでそのあと食事会をするなど、みんなと関われる機会を作りました。」

本村(矢)「選挙で役員が決まるのが11月、12月に1年生がコンサートを開くので、その期間は活動できないです。そのため実際の本格的な活動期間は12月1回の会議から始まります。しかしそのあとすぐテスト期間に入ってしまうので今年度は12月の最後と1月の頭に企画・タスクの全紹介プレゼン大会と案出し会議をあらかじめ行いました。他にはこの会議では、他局の仕事を知らないことが、自分たちの関心が薄れてしまう原因と考え、タスクやアイデアを共有できるようにしました。しかし課題も多いので、来年度もするなら引き継ぎをちゃんとしたいです。あとは連絡系統を少し変えました。今年から全体LINEを使いはじめ、発言許可制というルールのもと、全体連絡をそこで行うようにし、これまでのメーリスと全体ラインの位置付けをしっかりさせました。」

 

————どのような広報活動を行っていますか。

鈴木(秋)「TwitterFacebookInstagramホームページが主な広報活動です。Twitterは公式とミスコンテスト運営のアカウント、ミスコンテスト候補者のアカウントをメインに使っています。また、ポスターを早めに作って、学事経由で他キャンパスに配布してもらいました。今年はビラ配布はしていません。その代わり地域のイベントのお手伝いをしたときにPRをさせていただいたり、ローカルラジオで広報担当が本祭直前に何度か喋ったりしています。」

本村(矢)「今年から、来場者を獲得するために広報に力を入れています。これまではTwitterだけでしたが、今年からYouTubeとInstagramをはじめました。Ms.コンテストやMr.コンテストを矢上祭として広報し、企画ごとのTwitterアカウントを作るなどもしました。また塾にビラを置いたり、学内に貼るポスターも例年より増やしています。また早稲田の理工学部の理工展や東工大の工大祭とコラボして広報をして理工学部に興味を持つ来場者を確保しようと考えています。」

 

————学祭実行委員会委員長として、お互い聞いてみたいことはありますか。

本村(矢)→鈴木(秋)
「委員のモチベーションを上げるためにはどうしたらいいですか。参加率が低いというのが昔からの課題で、自分は、内容が面白ければ来るのではないかともともと思っていましたが、そこまでやるのは難しいです。委員長や副委員長だけでなく局の雰囲気も大事なので現状でできることと言ったらルールを厳しくするしかないです。例年、無断欠席を何回したら面談というルールがありますが、それが徹底していなかったので、しっかりやることを心掛けました。」

鈴木(秋)「提出しなければいけないことや、期限内にやらなければならないことを、一年生にも仕事を振ってあげて、自分がそこに存在しているという価値を与えてモチベーションをあげることが大事だと思います。来ない理由を一年生に聞いてみると、『あまり今まで参加していなくて友達がいないから』という声を聞くことがあります。参加したら仲良くなるのだから、とりあえず来てもらうよう渉外局や一年生に声をかけてもらうと来る子は来ます。」

鈴木(秋)→本村(矢)
「二年制で、一年生として仕事をしたらすぐ執行代になる。自覚を持たせるにはどうしたらいいですか。」

本村(矢)「矢上祭実行委員会は3年制で、今の2年生が来年執行代です。矢上祭にある7局の現在3年の局長クラスと2年の副局長クラスの全員で役員会を開いています。そこに参加させる雰囲気を持たせれば、一年間3年生がやっているのを間近に見ることになるし、仕事が直に振られるので、その中から例年次の委員長や副委員長、局長になりたいという人も出てきます。副局長になれなかった二年生は企画責任者などを勤め、現場指揮官としての意識を持つことで、局長選挙に出て来ます。結果として副局長出身と企画責任者出身で執行部がバトルすることになる時もあります(笑) 自覚を持っている子は、意外と多いです。去年は、委員長、副委員長など執行部の選挙はすべて倍率2倍でした(笑)役員会などに2年生を参加させていれば、3年制生と関わりながら仕事をしているという意識が自然と出てくるので、次の年は上の立場でやりたいという子も出てくると思います。」

鈴木(秋)「やはり3年制にしたいですね(笑)」

本村(矢)「あとは1年生だけで運営する企画があると結構変わると思います。矢上祭実行委員会では、12月に『ウィンターコンサート』というものを企画しています。矢上キャンパスに塾内の音楽サークルをお呼びして行うものです。僕も1年生のころ、その副代表をして、団体をまとめる難しさを学ぶと同時に本祭も中心でやっていきたいという気持ちが芽生えました。位置づけとしては矢上祭の練習のような感じで、団体を呼ぶ練習や装飾、タイムテーブルの作成などを1年生だけで出来るのが特徴です。」

鈴木(秋)「それありですね、とても勉強になります。新しい発想でした。」

鈴木(秋)→本村(矢)
「他大の学園祭との交流について教えてください。」

本村(矢)「学園祭グランプリやベストオブ学園祭、関東学園祭連合会などです。そこで他大の委員長の友達ができました。今仲の良い委員長グループがあって、本祭をお互い見に行こうと話しています。そこで意見交換なども行っています。活かすのは難しいですが、参加するのは悪いことではないと思います。」

鈴木(秋)「きっかけはそういう所にあるのですね、ありがとうございます。」

 

————下の代や他のメンバーに委員長として伝えたいことはなんですか。

鈴木(秋)「どんどん変わっていっていいんだよということです。SFCは七夕祭と秋祭があります。七夕祭は地域の方たちと関わる夏祭のコンセプトのためその伝統を守らねばならないという部分があります。一方秋祭では、SFCの良さを伝えるという目的があり、それは引き継いでほしいですが、これをやらなければいけないという、決められた形はありません。毎年やりたいことをやれるのだから、今年良かったところ・悪かったところを引き継いだ上で、自分たちの好きなように新しいことをやってほしいです。」

本村(矢)「今回が19回で、来年は20回目というアニバーサリー。前委員長が、18、19、20と三年間コースでやっていきたいという構想がありました。これまでの矢上祭は毎年委員長によって方向性が違っていましたが18,19,20の三年間では『来場者を増やす』という統一された目標を掲げて取り組んでいます。1年目は新企画の試行。2年目はその改良。3年目に過去最大の来場者の達成。来年もそれを頭の片隅に置いてほしいです。あとは、委員長は曲がっちゃいけないと思っていて、どんなにつらいことがあっても、下にその様子を見せてはいけないし、ちょっとでも曲がった姿が見えるとたぶん分かってしまう。自分は委員長になるころ、メッセージ性を強く伝えるために、とても大きな声で話すタイプでしたが、途中から自信がなくなってきて、声が小さくなっていた時期がありました。しかしそれはやってはいけない。仕事ができるできないに関わらず何があっても、1つの目標をメッセージとして伝え続けられる人が委員長になってほしいです。」

 

 

————全塾協議会の課題はなんだと思いますか。

本村(矢)「委員内での認知度が低いことです。偉い団体についているからちゃんとしなきゃいけないくらいの軽いイメージしかない。そこが課題です。」

鈴木(秋)「認知度をあげるために『開かれた全塾』にしてほしいです。もっと自由にみんなの意見を取り入れられるような団体にしたら良いと思います。また財務や予算に関する意見を言える場が欲しいです。」

 


————読者の皆さんに特に伝えたいことを教えてください。

本村(矢)「今年は、特に中高生向けに理系のよさを楽しみながら触れていただける企画を例年以上に用意している他、有名人も2名お呼びするということで、今までにないカーニバル感を演出していきたいと思っております。ご来場よろしくお願いいたします。」

鈴木(秋)「今年は『SFCの良さを発信する』ということで、学術的側面や国際性など、SFCの多様性を発信します。SVRC(VRのサークル)など、SFCのサークルだから出来ることを用意しています。ぜひ来てください。」

 

————最後に、団体構成について教えてください。

鈴木(秋)「全体で130人で、今6つの局があります。運営59人、企画41人、渉外32人、広報31人、意匠19人、装飾47人です。中には兼局している人もいます。局の中でタスクごとに分かれ仕事をしていて意匠は主に、秋祭全体のポスターやビラ、パンフレットやパーカーのデザイン担当です。委員長の代交代は12月末です。12月初旬に選挙告知があり、中旬に出馬。その後選挙し、下旬に決まります。代表が決まったのちに局長選挙を行います。今年はできたら早めたいと思っています。」

本村(矢)「執行部5人、室内、屋外、ステージ、装飾、総務、広報、渉外の7局で構成されています。それぞれの局に企画責任者や局長、副局長、企画責任者やチームリーダーがいます。また日吉キャンパスの1,2年生の代表として日吉代表があります。代交代は委員長が10月末に決まり執行部が11月の頭、その他局長等も11月に決まります。一昨年の執行部の選挙は信任選挙でしたが、去年は2倍の倍率でした。」

 

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_______ありがとうございました。

 

10年先を見据えて

2018年7月三田キャンパス内にて、芝学友会会長 福井一玄さんにお話を伺いました。

芝学友会は慶應義塾大学薬学部の学生自治体で、部活動の統括や学生生活の向上のための取り組みを行っている団体です。また、薬学部芝共立キャンパスを代表して全塾協議会に参加し、上部7団体の一つとして全塾協議会の意思決定に関わっています。

 

______人数と構成を教えてください。

福井「1年生が14人入って、2年生は4人、3年生は1人、4年はいないですが、5年生と6年生も時々手伝いにいらしてくださいます。

倶楽部連盟委員会、広報で成り立っています。会計は部活への予算配分を決め、その使途を監査しています。また、学友会内の会計も担当しています。倶楽部連盟委員会は、毎月、クラブの代表者が集まる会議を開き、交流を深めています。その他の活動は、薬学部の学生の交流や薬学生の将来を考えるセミナーの開催などもしています。」

 

_______代交代の時期はいつですか?

福井「適宜行っていますが基本的には4月に代交代します。薬学部は5年生以降、実習と卒業研究が始まるため、会長が4年生を終了した時に、大きな代交代を行ってきました。必要があれば、適宜、代交代を行っています。月一回定例会を開いていて、その時役員交代の報告などを行います。」

 

_______活動内容を教えてください。

福井「薬学部のキャンパスの自治団体として部活動の支援、教室の環境改善に取り組んできました。今年からは新たに薬学生の将来を考えるためのイベント「薬学未来講座」を開いています。また、薬学部生が交流し、勉強できる場を作るために「塾生交流会」の企画も行っています。

学友会としては月数回の定例会と夏に合宿を行っています。合宿は先輩方も参加して、いろいろ教えてくださいます。このように先輩とのつながりがあるのは学友会の良いところだと思っています。」

 

 

_______他キャンパスや他団体とどのような関わりがありますか?

福井「私が全塾協議会に参加し、そこで得たことを定例会で部員に伝えています。」

 

_______芝の立ち位置について何か思うことはありますか?

福井「芝キャンパスのことを知ってほしいですね。やはり芝キャンパスのことを知らない人が多いので。薬学部生と他学部生が交流できる機会も部活動以外はほぼないですし、しかも部活動に参加している薬学生も多いとは言えません。

薬学は、医療系や理工だけでなく、経済学や心理学など様々な分野と一緒に研究を進める学問なので、総合大学の強みとして、学生時代から交流を持つことが大事なのではないかと思っています。」

 

 

_______どのような広報活動を行っていますか?

福井「慶應薬学新聞(@keio_pharm_news)という媒体を持っていて、薬学部内の情報をTwitterで流しています。薬学新聞はもともと広報のために作っていたというわけではないのですが、これを通して芝のことを知ってもらえればいいなと思います。今後は実際に紙媒体で出せればいいなと思っています。

また、薬学未来講座などの各種イベントをやることで認知をしてもらおうとしています。講座自体の広報はポスターの掲示やチラシの配布によって行っています。」

 

_______芝の現状の課題とそれに対する取り組みについて聞かせてください。

福井「学校の環境改善に取り組んでいます。アンケートを行って、例えばゴミ箱が足りない、食堂の時間が終わるのが早い、などの学生の意見を集約して学校に改善の提案をしています。

また、薬学部生はどうしても就職先が偏ってしまいますが、薬学で得た知識は様々な分野で活かせるので、早い段階から色々な方のお話を伺い、将来のことを考える機会を得るための場として薬学未来講座を設けています。そういう話はOBOG訪問をしない限りなかなか聞く機会がないので、授業があってそれができない中でも先輩の話を聞ける場を作るということです。

また、芝共薬祭(@shibajitsu2018)の来場者数を増やすための取り組みとして、本年度は学友会も出店をし、盛り上げていきたいと思っています。」

 

_______上部7団体の一つとして、全塾協議会の課題はどこにあると思いますか?

福井「会計担当や会長は団体同士で交流がありますが、彼らが代表する団体やキャンパスの学生同士の交流がないことです。全協の上部団体として、今後そういう機会を作っていきたいです。

また、全塾協議会の活動が学生に認知されていないところもあるのではないかと思っています。全塾協議会の活動は、学生の部活動の支援や福利厚生を行っているにも関わらず、認知されていないというのは残念なことなので、認知のための活動にも協力していきたいと思います。」

 

_______特に知ってほしいことはありますか?

福井「いろいろなイベントをやっています、ということです。将来社会に出てからどんな人になりたいか考える薬学未来講座のことなど、ぜひ知っていただきたいですね。

 

 

それから、薬学部は慶應に開設して今年で10周年を迎えました!

10周年を機会に、他のキャンパスの学生と薬学部の学生間の交流を益々活発にしたいと思っています。将来社会に出たとき、いろんな分野に友人がいることが慶應義塾の学生の強みでもあると思うので、芝学友会としてもその交流を応援していきたいと思っています。」

 

_______10周年を機会に何か行ったこと、したいことはありますか?

福井「学校全体でやった行事ですが、10周年記念式典が大講堂と芝プリンスホテルで行われました。年末には、記念誌も発行される予定です。

節目の年なので、様々なことに目を向けていきたいと思っています。

これからも色々な学生団体や他のキャンパスの方々との交流関係を作ることに尽力すると同時に、慶應義塾の一貫教育の中でも活動を行い、そして全塾協議会や塾生代表、参加団体とも協力をしていき、慶應義塾の発展に尽くすと共に、薬学部の次の10年がより素晴らしいものになるように取り組んでいきたいと思います。」

 

_______ありがとうございました。

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