All Keio Student Senate.

vol.12 「應援指導部」

2019年5月29日 発行

“慶應の気風文化”を伝える。

2019年5月15日、三田部室にて 應援指導部 主将 中山貴裕さんにインタビューをさせていただきました。

 

――応援指導部の団体構成、人数を教えてください。

3部門に分かれていて、リーダー部、吹奏楽団、チアリーディング部で、大体4学年で合計155名います。

 

――代交代の時期、役職の決め方はどのようなかたちで行いましたか。

12月中旬、一通り代の活動が終わった時期です。
役員会にて、部長、監督、コーチと4年生が話し合って決めています。

 

――活動内容は主にどのようなことをしていますか。

主に体育会の応援活動、三田会の渉外、慶應の入試アルバイト、卒業式・入学式のお手伝い、学校から頼まれた手伝いなどをしています。

 

――今年の入学式でやっていた年号「若き血」について。

趣旨としては、新入生に向けて慶應の気風文化を伝えてほしいということで依頼されていました。応援歌を通じて慶應の良さを感じてほしいということで依頼されています。
マイクをやる人が考えています(笑)。一からネタを考えていました。
大変だけれども、新入生に楽しんでもらえる時が嬉しく、やりがいの一つです。

――体育会の応援以外、日ごろは何をしていますか。

練習は3部門別々でやっています。リーダー部は火水木曜日に、日吉の蝮谷一体でランニングや声出しなどの練習を行っています。

 

――大会前には、練習量は増えますか。

リーダー部は特に、6大学野球の前には週3日は決まって行います。

吹奏楽とチアはそれに加えて12月の定期演奏会があるので、そのために9月ごろから練習を始めています。

 

――定期演奏会迫力があってすごかったですね。

来ていただけるのはありがたいです(笑)

 

――活動で大変な部分はありますか。

ほぼすべてがつらい、というとあれなんですが(笑)。
1年生の時って右も左もわからない状況で、それこそ機材の作成といった練習以外のところでも時間を使うので、そこは1年生の時自分は大変でした。
慶早戦で使う選手紹介ボードなどは1年生が作ってます。
1年生とかが頑張って作ったんだな、と思ってみていただけるとありがたいです(笑)

 

――合宿はどんな形で行っていますか。

春と夏に分かれています。
春合宿があるのはリーダー部とチアだけでそれぞれで行きますが、夏は3部門で行きます。
本当に160名とかまとめて行って、8泊9日一緒にご飯を食べますね。
練習自体は朝練習、午前練習、午後練習、夜練習の4回にわかれていて 練習づくめです。
精神的にも肉体的にもちょっと厳しいですけど、練習のことしか考えないんです。
ただ自分が「楽しいな」と思ったのは食事の時間で、その時間はあまり上下関係とか気にしないで1年から4年生まで学年関係なく、普段あまり話すことのない他部門の人とも話せるのが楽しいところでした。

自分は食事だけが唯一の生きがいでした(笑)

 

――慶早戦支援委員会と応援指導部の違いを教えてください。

簡単に言えば応援をするかしないか、の違いですね。応援をするのが応援指導部で、運営をするのが慶早戦支援委員会。慶早戦では応援指導部も、応援も運営もしますが、応援指導部だけでは回らないところもあります。観客の誘導や座席配置などを支援会の方々に手伝っていただいています。いなくては成り立たないですね。

 

――6月の1,2日慶早戦に向けて意気込みなどをお聞かせください。

去年、春は優勝したが早稲田に負けてしまいました。秋も早稲田に勝てば優勝でしたが、早稲田に逆転負けして優勝を逃してしまいました。やはり早稲田に勝って優勝というのを掲げています。

 

――宿敵ですものね(笑)

そうですね、特別ですね。慶應が強いといわれている年でも、早稲田が勝つことがありますし、その逆もあります。本当に何が起きるかわからない慶早戦は自分たちにとっても重要ですね。

 

――慶早戦に来る際 この応援を一番頑張ってほしいとか歌とかありますか。

一番はやっぱり若き血を覚えてほしいというところがあります(笑)。
学生ほぼ全員が応援歌を歌える学校って、多分早稲田と慶應しかないんですよ。
若き血を新入生には一番知ってもらいたいなと思いますし、やっぱり得点した時の若き血を隣の知らない人とも肩を組んで歌うっていうのが慶早戦の魅力なんじゃないかなという気はしますね。

 

――行くことが大事ですね。

来てもらわないとわからないのでぜひ来て楽しさを感じてもらいたいですね。

――中山さんが応援指導部に入ろうと思った理由は何ですか。

大学生活って人間関係が薄くなってしまうと前々から思っていて、最後の学生生活ですし、人といっぱい関わって楽しいことをしたいなと思ったのが一つのきっかけです。
また、たまたま応援指導部の動画を高校時代に見て、「こんな感じで情熱燃やして何かに打ち込むのってかっこいいな」と思った点が、そもそも応援指導部を知ったきっかけであり、入りたいと思った純粋な理由ですね。

――広報はどのように展開していますか。

ツイッター、フェイスブック、インスタの三つです。
インスタは主にチアが使っていまして、 動画編集うまいので見ててかっこいいなと思います(笑)。
動画とかは応援指導部の広報という役職の管轄なので、あまり関わっていないですね。
優勝かかったりしてるとパレードの告知とかすごいやるので、今年も動画とか作るはずです。

 

――Youtubeの動画はどのような経緯でできたのでしょうか。

応援ビデオとかは放送研究会に依頼しています。
すごいお世話になっていて、野球の内野席の音響とかは放送研究会の方にやっていただいてます。また、外野は無線工学研究会さんですね。
その音響がないと声も届かないので本当にありがたいです。
あとレガッタとアメフトも放送研究会の方に手伝っていただいてるので、とても助かっています。

 

――応援指導部ならではの伝統などはありますか。学ランは購入しているのですか

1年生は入学したあとは、部の学ランを貸してもらっています。1年の夏合宿を終えた時点で正部員になるんですけど、そうなったら自分の学ランを着ていいということになるので、そこで学ランを作りに行ってます。名前を入れたり、4年になったら役職を入れたりします。毎年買う人もいますが、自分のこれは2年生の時に作ったものです。今はまた役職の入った学ランを(作っている)という感じで、先輩からもらった学ランを着る人もいます。受け継がれているものはすごいものだと10年20年経っていますね。

 

――リーダー部あるあるありますか。

変な伝統は、今はなくなってきているんですが、あえて言うなら「先輩にLINEをしてはいけない」(笑)。意図としては、目上の人にLINEをするというのはあまり社会で見てもふさわしくないかなという見方があるからですね。メールでやり取りをするという伝統が3部門でありますね。
それから「SNSでつながるのが駄目」というのは自分たちだけですね。変な意味での上下関係ではないが、部活の上下関係があるのでSNSでつながるのはあまりよくないという伝統があります。なので卒部すると同時に下級生に一気に友達申請します(笑)

 

――野球の応援が一番盛り上がるイメージだが、中山さんから見てこのすぽーつもすごいぞというのはありますか。

サッカーはすごいです。塾生もすごく来ますし、唯一お酒を飲みながら応援ができる早慶戦です。こちらとしてはお酒を推奨してはいないのですが、禁止されてもいないので。
学生が楽しそうだなというのが応援している側から見て思いますね(笑)

 

――個人的に好きな応援はありますか。

驚かれるかもしれませんがヨット部の応援もしていて、つい先週も応援に逗子まで行ってきました。結構珍しいんですが、リーダー部はヨット部の方と一緒の宿舎に1泊か2泊します。応援というのも、出艇応援と海の上での応援があります。後者はヨット部のOBの方々がクルーザーを出してくださるので、それに乗せていただいてます。拡声器を持ってレースの合間とかに若き血とかを流して応援します(笑)。これやってるのは慶應だけで、すごく楽しいところですね。

 

――船酔いする方いないんですか(笑)

やっぱり、波が荒れてる時とか本当にすごいので相当船酔いします(笑)。

 

――今年の新入生は多いですか。

リーダー部は今9人います。 
9人残っているのは相当大きいですね。
現役は4年生が6人で、3年生が4人、2年生も6人しかいないので、9人残ったのは結構うれしいことですね。

 

――アメフトの試合を見に行ったのですが、1年生初々しい感じでしたね(笑)

そうですね。
こんな感じだったなって思いだしますね(笑)

 

――部員に言いたいこととか思っていることはありますか。

辛いことが結構多くて自分が何で部活やってるんだろうって迷うこともあると思うんですけど、やっぱりその中で楽しさっていうのも見出してほしいなと思います。
応援活動もそうですし、吹奏楽とチアに関して言えば定期演奏会も一つの節目として皆やりがいを持ってやっているところではあります。
また、今辛いから悩むっていうのはあると思うけれど、自分も4年生までやってきてこの部活に入ってよかったなとか楽しかったなとか思うことはあります。
楽しんで続けてほしいなというのはありますね

 

――傘下団体で興味のある団体はありますか。

三田祭実行委員会には、1年生の時興味がありました。
三田祭自体もここ数年、司会を頼んでもらったりしていて、もっと応援指導部としてかかわれることがあったらなとか思いますし、今の時期何してるんだろうなとか気になりますね。
また、三田祭実行委員会の考えたイベントに出させてもらったり、個人的につながりもあります。
去年は三田実との飲み会もあり、「三田実VS応援指導部 どっちが飲みが強いか」みたいなのもありました(笑)。
楽しかったですね。三田実強かったです(笑)

 

――全塾に関して思うことはありますか。

南さんの意見で、先月の議会で「会議っていうものをただ予算申請の場ではなく、もっと慶應をよくするような話し合いをできれば」というのを言っていました。
そう言ってくれたというのが結構うれしくて、自分もはじめは会計の仕事でただ言っていたという感じが強かったですが、本当にそのような場になってくれたら、自分たち応援指導部はもちろん、他の団体にとっても塾生としてよりよい生活を送れるような何かを発信できればなと思います。

 

――南さんは方法について考えているが、いい案ありますか。

まずはやっぱりあの場に、いろんな人に来てもらうのが一番です。
そのために何をするかっていうと、ただ呼びかけるだけでは来ないと思うので、何か一つあの場でよいものを生み出して、他の団体も巻き込んでいけたらいいなと思います。
応援指導部はいろんなサークルとかかわりを持っているので、その手助けができたらなというのは強く思っています。

 

――財務について質問はありますか。

今リーダー部会計についていて毎月行かせていただいています。
財務監査がないと、学校からの信頼が得られないのでありがたいなと、その一言に限りますね。
確かに堅苦しさみたいのは感じます(笑)。
代交代の12月のみに行ったのですが、その時いろいろなことを話してちょっとはお互いのことを知れたので、財務の方々も他の団体と密な付き合いができればいいのかなとは思います。

 

――今後代表としてどのように活動するのでしょうか

「初めて来た人でも楽しめる応援席」というのはずっと掲げています。
最初の応援歌とかわからないと思うんですけど、初めて来た人たちにもわかりやすいような応援を心掛けています。
皆で一緒にできるような応援席、というのを作っていくというのが目的です。
最初は来づらいかもしれないですが、一回来てもらって何か楽しいな感覚を思ってもらえたらいいなと思いますね。

 

――塾生に一言お願いします。

塾生代表の南さんが言っていたことでもあるんですけど、「慶早戦を世界に誇れるものへ」っていうマニフェストを掲げていましたよね。
それに関して同感でして、ここまで学校全体を巻き込んでスポーツの応援をするところってやっぱり早慶しかないんです。 塾生になったからには、神宮球場に来て一緒に若き血を歌って、慶應の良さってものを感じてもらいたいなと思います。

 

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