2018年10月16日 発行
2018年9月24日、全塾ゼミナール委員会様とあいさつ運動を行いました。須山理郎さん(委員長、写真右から2番目)、和手祐樹さん(企画、写真右)、阿部ひろのさん(業界講演会、写真左から2番目)、久永悠太さん(入ゼミ、写真左)にお話を伺いました。
須山(委)「10名で構成されています。各学部のゼミナール委員会の中から全塾担当を決め、法学部法律学科2人・法学部政治学科2人・商学部2人・経済学部2人・文学部社会学専攻1人・そして文学部人間科学専攻1人で合計 10人となっています。また、役職は、委員長1人・副委員長1人・財務1人・企画1人・広報1人・入ゼミ担当3人・業界講演会担当が2人となっています。」
須山(委)「通常は 各学部それぞれのゼミ に所属する方が多いと思うのですが、なかには他学部のゼミに入る方もいらっしゃいます。なので主な活動として、そういう方々の『他学部入ゼミ』を支援させていただいています。
また、これから秋の10月から12月にかけて、『業界講演会』の運営をしています。他にも、企画として6月ごろゼミ同士の交流をかねたスポーツ大会、主には『ソフトボール大会』を行っています。」
阿部(業)「まず は今年6月、各学部の研究会に所属している塾生向けにアンケートを取ります。その結果をもとにして、業界と企業を選定し 、アポ取りをしていきます。企業様からの業界講演会の開催依頼はお断りさせていただいていて、私たちのほうから依頼した方にのみ、ご講演いただいております 。
アンケートでは様々な意見があるのですが、純粋に点数化して、ちゃんと客観的な視点から選定をしています。そこからのアポ取りでは、断られる企業ももちろんありますが、お受けいただいた企業様 に関してはパンフレットやパワーポイントなどを準備していただき、行っていくという形です。
基本的には三年生がとても多く来てくれるのですが、大学院生でもSFC生でも矢上生、1・2・4年生でも大丈夫です。塾生なら誰 でもOKという感じです。」
和手(企)「まず他のゼミナール委員会と協力して各学部のソフトボール大会を開いています。例えば『経済学部ゼミナール委員会による ソフトボール大会』、という感じです。
その中での優勝チーム、準優勝チームを集めて、また大会を開き、 順位を競っていきます。 決勝にあたる大会を私たち全塾ゼミナール委員会で開いていますね。」
阿部(業)「そうですね、トーナメントのような感じですね。」
和手(企)「学部同士のところは、学部内のゼミナール委員会で協力して行います。優勝チームにはトロフィーや商品、メダルなどが贈られます。」
阿部(業)「LINE@ ですかね。今年度は 広報の仕方を少し変えて、LINE@ を始めました。そこで『業界講演会』や入ゼミの情報などを流しています。」
久永(入)「入ゼミに関しても、新しいことはやっているのですが、先ほど言ったような大きい規模のものではないですね。」
和手(企)「入ゼミの相談会を開いたことがあるよね。」
久永(入)「そうだね。全ゼミで企画している説明会には『他学部入ゼミ説明会』があります。いわゆる、全学部対象の説明会です。全学部のゼミナール委員会や各学部の著名なゼミを招いて説明会を開いています 。
6月の時点でゼミ選びや他学部入ゼミに興味がある人が少ないので、人が集まりやすい平日の昼休み に、ゼミを選ぶことに対して興味を持ってもらうための相談ブースを、『他学部入ゼミ説明会』の他に 設けていました。」
和手(企)「企画としては、三年生は就職が近づき忙しくなる時期なので、参加してくれるゼミが少なくなります。なので、参加率を上げることや、委員会のみんながどれくらい忙しいのか把握することなどが課題です。」
阿部(業)「他の塾生さんの協力なしには『業界講演会』や『他学部入ゼミ説明会』も出来ないことなので、広報をどう改善するかも課題ですね。どうやって知ってもらうか、来てもらうか 、という課題はいつもありますね(笑)。」
和手(企)「広報がすべてに関係しているので、大きい課題ですね。三田で行う講演会に、日吉やSFCなどからどうやって集めるかというのも難しいです。」
須山(委)「1・2年生でも、知れば興味を持ってくれる方がいると思うのですが、日吉に十分な広報活動ができていないし、他のキャンパスに関しても言わずもがなという状況です。そこについてもこれから改善していきたいなと思っていますし、課題であると捉えています。」
久永(入)「実際、『他学部入ゼミ説明会』 や『業界講演会』って、知っていました?」
久永(入)「ですよね(笑)。僕も他学部入ゼミを知ったのは、ゼミの選考にもし落ちたらどうしよう、と考えているときに、友達から聞いたからです。」
阿部(業)「一応、日吉にも『業界講演会』のパンフレットやポスターを設置していますが、あまり見られていないですね。」
和手(企)「もうすこし、秋の風物詩のような一大イベントな位置づけにしたいなと思っています。
とりあえず、広報が大きな課題なのは間違いないです。」
久永(入)「『業界講演会』の場合だと、三田キャンパスの南校舎の大きい教室を使っているのに、前席しか埋まっていないこととかもあります。」
和手(企)「映画館の前3分の1しか埋まっていない感じですね。
そうすると、企業様のほうから来年以降の講演会出演を断られることもあります。」
阿部(業)「ビラ配りは行う予定で、『業界講演会』に関してはポスターを各キャンパスに掲示しようかなと思っています。」
久永(入)「入ゼミ説明会だと、チラシを配ったり、全塾のチラシを冊子に挟んでもらったりしています。全体説明会の場でも、数分時間をもらってアナウンスをかけています。」
久永(入)「一番大きいのは、LINEの返信が早いことじゃない?」
阿部(業)「そうだね!レスポンスが早い人がいいです、本当に。あと、適度に暇な人かな。
バイトや長期インターンと両立している人もいるのですが、それだと『業界講演会』などは本当に回らないので、ある程度動ける時間がある人がいいですね。」
久永(入)「『業界講演会』だったら、社会人の方たちと関われる機会もいっぱいありますし、『入ゼミ』に関しても自分で行うゼミ選びとは違った視点で2年生に教えることもできるので、やりがいはあります。」
阿部(業)「あとは、他者貢献意識が高いほうがいいですね。塾生や研究会の発展のために動いているので、『誰かの学生生活をよくしたい』と思ってくれる人がいたらうれしいですね。」
須山(委)「全塾ゼミナール委員会は、上部七団体の一つとして毎月の議会に参加しています。その視点からになってしまうのですが、定例会で出る大量の予算申請書などの資料を電子化できないかなと思います。資源がもったいないな、と。エコロジーの視点から、全慶連さんからもそういう意見がありましたが、少し変えられる部分はあるのかなと共感しましたね。
まぁ、基本的にはいつもよくしてもらっています(笑)。」
阿部(業)「なんか忙しそうです(笑)。」
久永(入)「固そう、とか。そもそも、どう入るかわからないですね。今は、須山を通して何をやっている団体かは知っていますけど、仮に一人の塾生だったとしたら知らないままだろうな、と思います。」
阿部(業)「せっかく重要なことをやっているのに、重要なことが何なのかわからないから、もったいないなと思っています。」
和手(企)「高校でいう生徒会みたいな活動をやっているイメージですがあっていますか。」
須山(委)「制度上でいうと、今は現状の規約通りで行っているので、人数を増やしたかったら規約を変えるところから始めないといけません。
規約を変えるためには、うちの委員長、副委員長、財務の三人に加え、各学部のゼミナール委員会の委員長が集まって 開く委員長会で議決を取らなければならないんです。
それについても、今年は負担が大きい役職もあるので、少しでも改善したいなと最近は思いますね。」
須山(委)「前年度の委員との面接とESで役職の希望を聞かれます。」
久永(入)「ESに基づいて面接で『どういう仕事をやりたいのか』を聞かれるので、前年度の委員がその役職にあった人を選んで決定しています。」
須山(委)「5月の定例会前の段階で候補者が決まっているので、彼らの中でどういう役職に就くのかを話し合わせるのも可能性としてはありだと思っています。」
阿部(業)「講演会は26社 の企業を呼んでいるのですが、塾生からのアンケートがもとになっている ので人気の業界です。その方々が塾生のためだけに話してくださる機会は貴重なので、パンフレットも充実させています。90分ほどの時間を独占して聴くことのできる機会を逃すのは、もったいないと思います。」
久永(入)「『他学部入ゼミ』は、まだまだ知られていない制度だと思います。でも少なからず自分の学部のゼミにあまり興味が湧かない人もいると思います。3年生になるとゼミが自分の生活のウェイトを占める人も多いので、他 の学部のゼミにもぜひ興味を向けてほしいです。」
須山(委)「『業界講演会』にしろ『他学部入ゼミ』にしろ、各学部の委員会が単独ではできないような仕事をやらせて頂いているので、各学部の関わりを持たせる縁の下の力持ちのような組織として今後も活動させていただきたいと思っています。」
一同「ありがとうございました 。」
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